応援団の山本でございます。日頃はご愛読ありがとうございます。
ライターとして登場しておりませんので、「何やこいつは?」とお思いでしょうが、応援団としてお手伝いさせていただいております。なぜか「部長」と呼ばれておりまして、本人としてはいささか面映いのですが、実は宴会部長らしいんですわ。酒宴には必ず顔を出す何だか口やかましい隠居でございます。
さて、いつだったかニッチメンバーの酒席で郷ひろみの「ニューヨーク・シティマラソン」を応援に行ったと話したところ、「うへー」と言われてしまいました。私としては郷ひろみファンなら応援に行くのは当然と思っておりますので、ニッチメンバーの反応の方が不思議 でなりません。学生時代にはひろみ写真集のもっこりブリーフ姿にドキドキした乙女時代もござんした。
読者の皆様いかが思われます?
例えばデンゼル・ワシントンのファンの人だったらやっぱり行くでしょう。
だってぇ、あのひろみ様が「ニューヨーク・シティマラソン」に勇姿を現されたのですよ。
いささか前の話にはなりますが、マラソン当日は友人一家とセントラルパークのゴールに昼すぎに到着しまして桟敷に場所を確保いたしました。
友人の子供にも「GO、GO、GO、GO、レッツゴー、ひ・ろ・み!」と言うように教育的指導を施しました。実のところ、メッツファンの母親の影響で友人の男児は何度も「GO、GO、GO、GO、レッツゴー、メ・ッ・ツ!」と言い間違えておりましたが、ひろみ様の応援は「レッツゴー、ひろみ」で決まりでしょう。
おまけにゴール前の観客はみな「GO, GO, GO,GO」と言っています。マラソン応援の決まり文句であるのはわかっていても、あぁ、みんな郷ひろみを応援してくれているよぅと勝手に解釈して涙がちょちょぎれそうでした。
結局5時頃までトイレも我慢して待っていたのにひろみ様の勇姿を確認できなかったのはほんと残念でしたが、きっときっと私の声は届いていたと思えば大満足です。
一緒に走ったような爽快感でした。翌日はニューヨークタイムズの着順表もきっちり天眼鏡で確認させていただきました。
あっ、そうかそうか。ニッチメンバーの「うへー」の反応は応援に行ったことにではなく、郷ひろみファンと公言したことに対してだったのかぁ。
でもね、私がなぜに郷ひろみファンかといいますと、所詮、タレントや俳優は鑑賞するもの。それなら「ツルンとしたかわいくて美しいオトコ」の方がいいでしょう。
昔、我が友が漏らした「美少年は国の宝」を座右の銘にしております。
おっと、どこぞの司祭様達のような少年愛趣味ではございませんので、どうか誤解なさいませんよう。
古くはドラマ「高校生夫婦」の鶴見辰吾、「転校生」の尾美としのり、もっと遡ればフォーリーブスです。超巾広パンツのゴムみたいなのを輪にして上や下へ広げて踊っていた4人はすっかりおじさんになっちゃいましたけど。マイケル・J・フォックスもバックトゥザフューチャーをどこかのチャンネルでやっていれば観ちゃいます。
ただし、童顔なら何でもかんでもよしではございません。以前NY1のスポーツキャスターをしていたとっちゃん坊や氏はちょっとです。
でもなぁ、インシンクもバックストリートボーイズもいまひとつピンと来ないのは、私オトナになったんでございましょうか?