ワクチンのブースター接種は誰が受けるもの?
まだまだ終わらないコロナとの戦いで、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)は過去2回ファイザーのワクチン接種を終えた人で一定の期間を経過している場合、ブースターショットと呼ばれる3回目の接種を推奨しています。
領事館からもお知らせメールが届いていました。
(以下、転載)
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今般,ニューヨーク,ニュージャージー,ペンシルベニア,デラウェア及びウェストバージニア各州政府は,新型コロナウイルス・ワクチンの3回目の追加接種(ブースター・ショット)について,9月24日CDCの発表した基準に従い,一定の条件を満たす者を対象に接種を開始すると発表しましたところ,次のとおりお知らせします。
1 本件に関する最新情報につきましては,文末に掲載の各州等のホームページで御確認ください。在留邦人の皆様におかれましては,必要に応じて医療機関などに御相談するなど,各自の責任でワクチン接種について御判断いただくようお願いいたします。
2 ブースター・ショットは,新型コロナウイルス・ワクチン接種を完了した人に対して,数か月後,時間とともに低下した免疫機能を高めるため追加のワクチン接種を行うものですが,今回はファイザー社製ワクチンの2回の接種が完了し,2回目の接種から6か月以上経過した方に3回目の接種を行うというもので,65歳以上の高齢者などに推奨しています(ファイザー社製ワクチンを提供している場所であれば,どこでも無料で接種を受けることが可能とのこと)。例えば,NY州においては,以下のとおり案内されています。
(1)ブースター・ショットを接種すべき者
- 65歳以上の者
- 50歳~64歳の基礎疾患のある者
(2)ブースター・ショットを接種できる者
- 18歳~49歳の基礎疾患のある者
- 職業上ないし組織上,感染リスクのある状況におかれている者
(3)接種条件となる重症化のリスクが高い基礎疾患
癌,慢性腎臓病,肺疾患,知的及び発達障害,心臓病,免疫不全,重度肥満(BMIが40kg/m2),肥満(BMIが30kg/m2以上40kg/m2未満),鎌状赤血球症又はサラセミア,1型及び2型糖尿病,脳血管障害
3 ブースター・ショットは最初の2回と同じワクチンを接種することになります。今回はファイザー社製の接種を受けた方が対象ですが,モデルナやジョンソン&ジョンソンのワクチン接種を受けた方へのブースター・ショットについては,現在専門家が検討中であり,近日中に詳しい情報が発表される予定です。
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バイデン大統領も率先してブースターショットを受ける姿が大きく報道されました。
近所のファーマシーでブースター接種可能
私はファイザーのワクチンだったし、近所のファーマシーで聞いてみたら、サイトから予約できるよって教えてくれました。
大手チェーンなので近所で何ヶ所もあるじゃありませんか!
おまけに予約の時間もかなり多くて、早速、一番近い日時を選択。
もちろん無料。
個人情報や健康状態、既往症など質問表を出力して記入。
ワクチンカード、保険証、念のためフォトI Dも用意していざ出陣。
私は混雑を避けたかったので平日のお昼頃を選んだのだけれど、お店に行くと、ブースターショットとフルショットと呼ばれるインフルエンザワクチンを受ける人が混在で10人以上は待っていました。
必要書類を提出して、もう1回対象者であるかどうかの質問表に記入署名して待つこと15分。
元気そうなお姉さんが注射器を携えて呼んでくれました。
小さなブースに入って、名前を確認された後、左肩にプスッ。
ワクチンカードに接種済み情報のシールを貼ってもらって、ほんの2、3分で終わり。
「15分は店内で経過観察してね」って言われたので静か〜に15分待ったのですが、特に気分が悪くなることはなかったので、そのまま帰宅。
ワクチン接種もニューノーマルでお手軽に
最初の接種はダウンタウンのマウントサイナイ病院まで出向いて、チェックインや問診、経過観察に1時間半くらいかかって、結構物々しい感じだったけど、呆気に取られるくらい簡単に済んでしまいました。
コロナのワクチン接種も今やお手軽予防注射でニューノーマルになったと実感でありました。
Vax4NYCというサイトでも検索できて予約できるようです。
ちなみに副反応については、私の場合はなにもありませんでした。
人によって差があるでしょうから、あくまで私個人のケースですが、ブースター接種後になにも副反応が起きず、翌日も元気に趣味の稽古に出かけられてよかったです。
ワクチンを打ちさえすれば感染しないというわけではないので、引き続き手洗い、マスクを忘れない生活を続けていきます。