以前からいつかきっとと念願だったストームキングアートセンターについに行ってきました。

マンハッタンから車で1時間ちょっと、アウトレットで有名なウッドベリーコモンの近くです。

ニューヨークの北部アップステートと呼ばれるこの地域は紅葉の名所で木々の色づきを満喫できます。空が広い!

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面積は500エーカー、想像ができない広さです。

大まかに言えば一山全体に100点に及ぶ作品が点在する広大な野外博物館です。

山あり谷ありなので、ハイキングをしながらのアート鑑賞です。

 

見てください、この大きさ。とにかくどでかい。

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巨大な鉄の塊に圧倒されるばかりで、何が何だかちんぷんかんぷんになりそうなところでしたが、幸運なことに日本からニューヨークに長期滞在されている明星大学の西本剛己教授ご夫妻とご一緒することができました。

西本先生はご自身も現代アートの作家さんで大学で教鞭もとっておられるで、素晴らしい解説付きだったのです。

現代アートの歴史から、ミニマルアートとは何かとか、モビールに対して動かない抽象的作品をスタビールと言うとか、作家の系譜や作品の傾向などなど、美大の講義を聞いているようで「なーるほど」と膝ポン連発でした。

西本先生、本当にありがとうございました。

 

さてと作家名や作品タイトルは門外漢なので、ワタシ的勝手な解釈で一部作品をざざっとご覧いただきまししょう。

 

こちらは現代アート音痴の私でも聞いたことのあるリチャード・セラの作品。

牧草地の中に鉄の板が。

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見よこの大きさを!空に向かってそびえ立っていました。

画面左に映った人との対比で作品の大きさがおわかりいただけるでしょう。

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体操をしている人のようにも見えますが・・・・。