9月1日はBTSの絶対的エース、ジョングクの誕生日で、世界各地で大きく祝われましたね。ニューヨークでもイベントがあったので、チェケラウしてきました。
わたしは「ON」でBTSを初めて見て、「DYNAMITE」でメンバーの見わけがつくようになってたちまちはまったという新人アミですが、たぶんアメリカでは多くのファンがパンデミックでBTS沼にはまったはず。
さてマンハッタンで行われたのが「Immersive Jungkook Birthday Exhibit」
英語としてはExhibitionと名詞にしないと正しくないですが、これは中国のジョングクファンクラブが主催しているので、細かいことはいわないでおきましょう。

ジョングク誕生日イベントに集まる人たち
うおおおお。すごい長蛇の列になっている。
列に並んでいる子たちの多くはアジア系や東南アジア系。だいたいBT21の小物を持っていたりして、その気配があります。
外に出ている看板は、絵のバージョンで、昔の映画の看板みたいな感じ(笑)
すぐ前に並んでいたのが、ブラック女性と、白人女性の二人連れだったので、好奇心から、「なんのきっかけでBTSを知ったんですか?」と尋ねてみました。
すると、ブラックお姉さんは「YouTubeで2016 年にファイアーを見てから」と、意外と年季がいったファンだと判明。
おおおー。ジミンちゃんが3分33秒で、あのダンスを見せるヤツね!
「その時は誰だか知らなくて、Bがつく名前のグループとだけ覚えていたんだけど、2017年になってから、BTSだとわかった」とのこと。
英語で「推し」は「bias」といいますが、彼女の推しはずばり「ナムジュン」さん!
しかも彼女は、ナムジュン、J-Hope、シュガというラップラインがお気に入りなのだとか。非常に音楽寄りのファンでした。
ほーおおおお。韓国や日本だと、かわいいマンネ・ラインが人気だと思いますが、世界レベルになると、違いますね。ナムさんは英語でコミュニケイトできるアドバンテージもあるので、海外の方が人気かも。
もうひとりの友だちのほうはハマッたキッカケが「ダイナマイト」で、これは予想通り。
ここに二人のブラック女性、しかも見かけはまるっきりK-POP好きには見えないファンキーなお姉さんたちがジョインして、「こういう人がBTSを聞くのかー」と、ファン層の幅広さに感心。
なかに入ると、飾ってあるビジュアルは完璧にプロダクションの公式画像。
「著作権にひっかからないのか?」
という疑問が起こるわけですが、無料というのがミソで、これでもし勝手に映像を使いながら第三者がお金を儲けとしたら、完璧に著作権の侵害になりますよね。
しかしファンがそのスターの誕生日を盛りあげるために、無料で行うぶんには、大まかプロダクションとしても問わないということなんでしょう。
しかし没入体験型イベントといっても、どういうものなのか?
予想通り、スタジオのなかに入ると、プロジェクション映像が流れ始めたんですが……。うわー。すごい。よくできている、たしかに360度、グクに囲まれている−!
このプロジェクションのクオリティは、期待していたよりもはるかに高く、本当によくできていました!
さらに2階にあがると、VRゴーグルをつけて見ることができるバーチャルリアリティ体験がありました。
こ、こ、これは……!まるですぐ目の前にグクちゃんがいるかのような臨場感。すごい!リアル!
きゃーッ、反則だわ。これはもう「全員が恋に落ちるでしょう」マシーンとも呼ぶべき!
うーむ、うーむ。こんなすごい仕掛けをつくったファンクラブがすごい。楽しい経験をさせてくれて、ありがとう!
いやー。グクちゃんペンのみなさんに体験させてあげたかったよ。
K-POPのファンは、自分の推しの沼に、みんなをズブズブとはまらせようとするところが独特ですよね。
「なぜ中国のファンクラブは、そんなにもお金があって、そんなにもお金を使うことができるのか?」
という質問は、すみません、私にはわかりません(汗)
しかしチャイナマネーの勢いがあるのはわかるし、推しのためにハデなことをしたい!という文化だというのもわかる。
推しに「花を持たせてあげる」というのは、あまり欧米社会にはないファンの行動様式なので、きわめてアジア的な文化とはいえるでしょうね。
そしてタイムズスクエアにも、ジョングクのセンイルを祝うビルボードが出現。うおおおお。センターにあるではないかー!
大きなビルボードにも映像が流れて、すばらしマー!
いやー。すごいスケールですわ。ファンクラブが自前でこれをするところが、たいしたものです!
ちなみにこの後、ニューヨークにはハリケーン・アイーダが上陸して、地下鉄に浸水して全面ストップになるわ、郊外では道や車が水没するわ、家が浸水するわで、大きな被害が出ました。
我が家もエレベータが止まり、翌日はお湯が出ないという事態に、ひー!
その前に、グクちゃんとご対面できたのは良かった−!この一年もさらに活躍できますようにー!