ハーレム在住の友人から「フライドチキン&ワッフルを食べに来ない?」とお誘いをいただいておりました。
このメニューの噂を耳にしておりましたが「はぁ~、フライドチキンとワッフル???ワッフルなら朝ごはん、フライドチキンは晩ごはん、ええどっち?」
想定外の組み合わせではございませんか!
よーし、食い意地道を貫くならば、試してみるしかないとホイホイお誘いに参上したのであります。
向かったのは、ハーレムの「シルビアズ(Sylvia’s)」
一昨年亡くなったソウルフードの女王シルビア・ウッズさんが開いた超老舗レストラン。
ハーレムは最近めっきり様変わりして、大手ファストファッションのメガストア、スターシェフ、マーカス・サミュエルソンの「レッド・ルースター」、ヒップなクラブなどが続々とできて、ミッドタウンかローワー・イースト・サイドのような小じゃれた雰囲気になりました。
そんな中で「シルビアズ」は古きよきハーレムを貫き通しております。
観光名所と思われがちですが、どっこい相変わらず地元の常連さんにも愛されている名店です。
そしてメニューにはフライドチキン、マックンチーズ、カラードグリーン、コーンブレッドに代表される南部料理がずらーり。
迷うことなく注文したのはハーレムスタイル・フライドチキン&ワッフル($11.95)。
ウエイトレス嬢は「ホワイトミート(手羽)それともダークミート(モモ)」とお尋ねになりましたので、ダークミートを選びました。
ハラハラ、ドキドキ、ワクワクで運ばれてきたのがこちら。
その名の通り、ドドーンと鶏モモのから揚げの横にはワッフル。
そしてワッフルの上にはカップみっちりのバター。
写真には写っておりませんが、メープルシロップも添えられております。
まずはフライドチキン。
外がカリカリと香ばしく、中のお肉は柔らかくジューシーで美味しい!
口の中でカリカリ、ジュルジュルの繰り返しがたまりません。
お隣に鎮座ましますワッフルにはたっぷりメープルシロップとバター。
こちらも食感は外がカリッとしてて、中がフワッフワッのカリフワ。
フライドチキンのカリカリ衣にメープルシロップがじわーっとしみて甘じょっぱさが癖になります。
一緒に食べても違和感なし、っていうかイケるじゃんか!でございます。
聞くところによれば、朝食のワッフルに前夜のフライドチキンを一緒に食べたのが始まりという説もあるそうで。
確かに他のメニューを頼むと、オクラだのカラードグリーンだのサイドが選べるのにフライドチキン&ワッフルには付いてきません。
ってことはやはり朝ごはんなんざんしょうか?
ガッツリ食べた後には、さらに追い討ちをかけるように定番デザート。
バナナプディング、レッドベルベットケーキ、ココナッツケーキの三段攻撃で、もやは満腹中枢は機能不全でございました。
いやいや、ソルティー、スイート、グリーシーといわれるソウルフードではありますが、満腹の後は「いまどき」のハーレムを散策して腹ごなしをおすすめいたします。
328 MALCOLM X BOULEVARD
NEW YORK, NY 10027
Tel (212) 996-0660
http://sylviasrestaurant.com/
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