ブロンクスにあるニューヨークボタニカルガーデン(植物園)で開催されているチフーリ展。
自然とガラス、有機物と無機質が見事に合体しております。

アメリカを代表するガラスアーティスト「チフーリ」、何と言っても作品が巨大。

植物園を象徴する温室の前にもどでかい作品。
曲がりくねったガラス管が絡み合っております。

 

制作風景のビデオも上映されていて、吹きガラスで作られていることにびっくり!

こんな大きくするまで人間の息で膨らませていくなんて、どんな肺活量の人たちなのだろう?
きっとジョギング10キロ、腕立て伏せ100回がマストな工房なんじゃないかしら?
屈強な職人軍団みたいなアーティストの手による作品なんですねぇ。

自然の中にうまく配置されていて、散策しながら楽しめるのが何より気持ちいいのです。
これガラスですよ!

 

うわっ、メデューサみたいで今にもグニョグニョと動きそう。

温室の中にあった白いガラス。
水芭蕉みたいにも見えるし、むしろ三月大根みたいにも見えて・・・・。

池に浮かんだガラスの柱って、何かペンシルバルーンの林のよう。

 

同行した友人はこちらを「唐辛子」と表現しておられました。確かに!

 

いやいや、まさに蓮の花じゃござんせんか!
仏像でものっけたくなります。

 

蓮池に浮かぶガラスプレート。
本物の蓮の花とのコントラストがいいねぇ。

緑にニョキニョキと葉っぱが。
どちらが植物で、どれがガラス?

あらー、ボートに満載。
きっと重量があるだろうに、風船みたいに軽く見えるのが不思議。

度肝を抜かれるスケールの作品がいたるところなんでございます。

ちなみにチフーリ先生の作品は植物園ショップで販売されています。
家の中にも飾れそうな現実的な大きさで、ナナナなんと6600ドル。

さすがにこれでそうめんはいただけませんなぁ。

夜の展示もあります。
ぜひぜひ足をお運びいただきたい夏のイベントでございます。

CHIHULY
10/29(日)まで
NEW YORK BOTANICAL GARDEN
2900 Southern Boulevard
Bronx, NY 10458-5126