ニューヨーカーのファッショニスタたちのマストハブになっているのが、ステートメント・ジュエリー。
ステートメントとは「主張する」といった意味で、ずばり大ぶりで存在感あるジュエリーのこと。
つけるだけでパッと人目を奪えるアクセサリーが今やファッションに欠かせないものになっているのです。
パッと目立つ存在感あるジュエリーが今トレンディなステートメント・ジュエリー
なかでもNY発のアクセサリー、ダニジョーはその華やかで存在感あるデザインで人気を集めているブランド。
ジョディさんとダニエルさんの姉妹が2008年に立ちあげ、ビヨンセ、ナタリー・ポートマン、リアーナ、ブレイク・ライブリー、ケイティ・ペリー、キャメロン・ディアスといったセレブたちも愛用。
ビジネス面を担当する姉のジョディさんと、デザインを担当する妹のダニエルさんはフロリダ出身。
ダニジョーというブランドネームは、二人の名前であるダニエルとジョディから命名されたとか。

仲良し姉妹の二人。左は姉のジョディさん、右が妹のダニエルさん
心臓病専門医をしているお父さんの医療器具を使って、二人は中学生の頃から自分たちでアクセサリー作りを趣味にしていたといいます。
その後大学を出て就職していた二人が、再びジュエリー作りを始めたキッカケは、ダニエルさんが仲間と立ちあげた非営利団体L.W.A.L.A. (Live With A Lifelong Ambition)の資金集めのため。
アフリカのケニアに医療施設を作る資金のために、2007年に二人でジュエリーを作って売ったところ、これが大きな評判を呼んだのです。
その勢いに乗って2008年にダニジョーをローンチ。

ダニジョーのアクセサリーはネックレスもイヤリングもカラフルなのが魅力
これがナタリー・ポートマンらセレブたちの目にも留まり、ビブ(胸当ての意味)ネックレスが大ヒットに。
ジョディさんの好みのスタイルはエレガントで、ダニエルさんの嗜好はもっとボヘミアンでロック寄りなのだとか。
その二人のスタイルが融合したダニジョーは、女らしいデザインからエッジーなデザインまでバリエーションが揃っているのも魅力的。
そのためファンも幅広く、雰囲気もスタイルも違うひとたちが愛用していて、つけるひとを選びません。

モデルでテレビタレントのオリビア・パレルモも愛用
2013年秋の新コレクションは、往年のエリザベス・テイラーのスタイルにインスパイアされたもので、ゴージャスでグラマラス。ブライトな色使いや花のモチーフが目を惹きます。

2013秋冬のコレクション、大ぶりの花モチーフがかわいい!
まだ大ぶりなステートメント・ジュエリーに慣れていないひとは「まずブレスレットをひとつつけて、それから重ねづけしていくのを工夫していくといいと思うわ」と、ジョディさんがアドバイス。
ことにプチなものを重ねづけるのは今すぐトレンディになれるコーディネイト。
「手の甲につけたり、耳の縁につけたりする新しいタイプのアクセサリーがたくさん出てきていて、重ねづけするのがニューヨークではとても流行っているのよ」とジョディさん。
こちらはダニエルさんのイヤリングつけこなし方ですが、大ぶりのイヤリングに、さらに耳の縁につけるプチカフスを足しているのが、トレンディ。
こちらは同じくダニエルさんの手元ですが、ブレスレットをヘビーに重ねづけしていて、さらにリングもいっぱい。指の第一関節にはめるプチリングがトレンド最先端。
「存在感あるアクセサリーは、女性に自信を与えてくれるものだと思うわ」とダニエルさん。
「目立つジュエリーをつけていると、そこから会話が始まったりすることもあるのよ。カラフルな服を着ていて、さらにカラフルなジュエリーをつけるのもまったく恐れることないわ。ジュエリーは自分を表現する手段なのよ」
「私とダニエルのスタイルは違うけれど、ダニジョーのジュエリーはフェミニンにもロックテイストにもつけらえるわ」とジョディさん。
「ミックス&マッチを楽しんでみて」
つけるだけで手持ちの服の印象を新鮮にしてくれるダニジョーのステートメント・ジュエリー。
コーディネイトに加えて、今までにない新しいスタイルを発見してみては?
アメリカではバーグドルフ・グッドマンを始めとしてハーヴェイ・ニコラス、SHOPBOPなどで販売。
日本ではトゥモローランド、アングローバル、バーニーズ、ユナイテッド・アローズ、ビームス、シップス、リステア、デプレなどの店舗で取り扱い中。
黒部エリのホームページはこちら ブログ「エリぞうのNY通信」はこちら
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