セレブ セレブの小部屋

優しいアン・ハサウェイが、私のヘアをアレンジしてくれた!

想像してみて。目の前に、サンドラ・ブロック、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイ、リーアナなんかが、ずらりと並ぶんだよ。まぶし!

想像してみて。目の前に、サンドラ・ブロック、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイ、リーアナなんかが、ずらりと並ぶんだよ。まぶし!

新作『オーシャンズ8』の豪華女性キャスト8人が、それぞれの個性を輝かせながら集合すると、その迫力ある美しさに目が奪われる。映画でもそうだし、取材したときも、その華やかさがすごかった。やっぱり、女性はいいなー。

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『オーシャンズ8』の撮影会場にもなったメトロポリタン美術館で開催された記者会見
著者撮影 Photo by Yuka Azuma

全員女性メンバーとして戻ってきた伝説的犯罪チーム「オーシャンズ」。

かっこいい女泥棒たちが、ニューヨークのメトロポリタン美術館で開催される世界最大のファッションの祭典「メット・ガラ」で、アン・ハサウェイ演じる大スターが纏う1億5000万ドルのダイヤモンドのネックレスを狙うという映画だが、その取材もゴージャスな雰囲気で、最高に楽しかった。

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Photo by Barry Wetcher © 2018 Warner Bros. Entertainment Inc

そして、これは、テレビ取材で私の目の前に、「オーシャンズ」メンバーを演じたサンドラ・ブロックとサラ・ポールソンが座ったときのこと。

私が最近いつも首からかけているヘンプの紐のクリスタルのネックレス。それを見て、この二人が急に「ビューティフルな石」だと褒めはじめたのだ。

そして、サンドラ・ブロックが、サラ・ポールソンに呟いたのだ。

「次回は、あのネックレスを盗む企てを立てるわよ」

ジャジャーン!

私の50ドルくらいのネックレスが、オーシャンズに狙われる日が来るのか!?

こんな風に私を笑わせてくれるほど、女性キャストたちはみんな和やかな雰囲気で楽しんで、ニューヨークでの取材に応じてくれた。

そのあと、映画の日本での封切り寸前だった今月、8月初日、私はまたもやアン・ハサウェイにインタビューする機会に恵まれて、彼女が滞在するマイアミまで飛んだ。

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どうやってこのシミを
カバーできるのか?

そしてインタビュー当日の朝のハプニング。ホテルの洗面所で下着を着ける途中に、腰のあたりにブラを巻いたまま歯を磨いたりしていたらしく、ブラの右半分が濡れてしまった。私はそんなこと気にもせず、アンがやってくるホテル部屋に向かったが、トイレで鏡に映った自分を見てビックリ。

なんと、水シミが、丸く大きくしっかりとドレスの右胸あたりに刻まれているではないか!こんな姿で、アン・ハサウェイに取材する羽目になるとは、トホホ。

「すみません、私、母乳が漏れたみたいに見えて」と、あまりに目立つので最初にお断りをいれると、再会したアン・ハサウェイは

「(母乳が)うまくいったことを願うわ!」と、笑ってウケてくれた。

大きなシミ姿の私の目の前に座るのは、このときのアン・ハサウェイ。この水玉の装いで目の前に現れたときには、その愛らしさに思わず「あなた、素敵!」と、声をあげてしまった。これは、アン・ハサウェイのスタイリストが早速、この日に彼女の写真をアップしたもの。

そうやって、こんな愛らしい姿の彼女を目の前にプリント用のインタビューが始まり、私は彼女に好きなデザイナーがいるかと聞いた。

「私はジュエリー・デザイナーと結婚しているから、私のお気に入りのジュエリーは、もちろん「ジェームズ・バンクス・デザイン(James Banks Design)」のものよ! ハハハハ!」と、無垢な笑い。

すぐ大口を開けてガハハハと笑ってしまう彼女は、とても気さく。

そんな彼女の話を聞きながら、私は彼女の夫のブランド名「ジェームズ・バンクス」が、彼の名前から取られたものだと思いこんでしまった。

「あなたが最初に知ったのは、ジェームズ・バンクスという人間、それともジェームズ・バンクスのジュエリーだったんですか?」と、ポロリと聞いた。

実は、これ、最悪の質問。でもアンは優しく教えてくれた。

「あー。彼に会ったときは、ジェームズ・バンクスのジュエリーはまだ存在してなかったの。ジェームズ・バンクスというのは、私の夫アダム・シュルマンの会社の名前なの

えええ! まずい。なんで私は大スターであるインタビュー相手の夫が誰であるかさえ知らないのだ!

たじろく私に、アンは「気にしないで」と、明るく、誠実な態度。

「正直なところ、そんなことを全部知っている人の方が、気持ち悪いわ。(笑)だから、気にしないで。
つまり、これはあなたが私の噂なんかに取り憑かれていない、ってことを示すことで、それはとてもいいことよ」

と、私に恥をかかさせないために、ポジティブなことを言ってくれるアン。

こういうところで、彼女の優しさが自然に表れるのだ。

そして、このジュエリーブランドが生まれていった経緯を、彼女はまるで女友達に話すように語り始めたのだ。

「彼がちょうど映画監督の助手として働いていてニューヨークを離れることができないときで、私は女優としてロンドンへ撮影に行かなくてはならないときだった。

3ヶ月もの間、彼と離れ離れになることに私はナーバスになっていて、彼に言ったのよ。
ここを離れなきゃならないなんて、とっても寂しい”って。

彼は”なぜ?”と、聞いてきた。だから、私は彼に言ったのよ。

だって、私たちはとてもうまくいっていると感じているし、関係がうまくいくように私たちは努めてきたわけだし、あなたと一緒にいるときは、私の”光”がここにある、って感じられるの。

だから家を離れるのが怖い。あなたから離れて、遠くに行くのが怖い。自分の”光”を失ってしまうのが怖いから” って。

するとね、彼は私が家から離れている間に、ライトキーパー(”光”のお守り)を私のためにデザインしてくれたの。それが、彼がデザインした最初のジュエリー」

そして、彼女の励ましのもと、アダムはジュエリーデザイナーとして、彼のおじいさんの名前をブランド名にして「ジェームズ・バンクス・デザイン」をローンチしたのだという。彼女にプレゼントされた、”光”を電球の中に貯めるようなデザインだというライトキーパーも、ハンドメイドされて売られるようになった。

アンは今年のメット・ガラにも「ジェームズ・バンクス」ジュエリーを着用して参加したという。

「『オーシャンズ8』のキャストたちのディナーパーティにも、彼のデザインしたブレスレットをつけて参加したの。そしたら、なんとその場で、3名のキャストが彼のジュエリーを買ってくれたのよ! 信じられる? 正気とは思えない展開でしょ!!!」

と、活気に満ちあふれて話す彼女は、スターというよりも、気さくな女友達のよう。

そして、極めつけは、このプリント用取材のあとにあったテレビ取材。テレビカメラを向けられながら、私とアン・ハサウェイは向かい合って座った。

「45分ぶりに会ったわね」と、アン。

そして、彼女は席を立つと、私の方へ歩み寄ったのだ。

「あなたの髪はとても綺麗だから、ちょっと、一つ、私にやらせて」と、言いながら。

え?

なんと、気がつくと、アンは私の長い髪を全部まとめて、右胸の上にかぶせるようにアレンジしてくれたのだ!

「こうすれば、このスポットも見えない。これで大丈夫」

ですって! シミがテレビカメラに映らないように配慮してくれたのだ!

アン・ハサウェイ様に髪を触られ、水シミを隠していただくことになるとは! テレビ番組の収録前にアンが見せてくれた心遣いに、ただただ、感激。

この人、『オーションズ8』では、お姫様気取りの大スターを演じているけれど、それは実はすごい演技力。素顔は全くスター気取りのない素朴で優しい女性なのだから。

「セレブの小部屋」No.104
copyright: Yuka Azuma 2018

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