ヒトコの小径

イースターが近づくとみんなが張り切る「Peep Show」

今年のイースターは丁度今週。 いつもとはちょっと遅いイースターとなった。 アメリカでは、イースターが来たら「春の到来」と言う感じだと思っていたが、どうやら、それは、NYなどアメリカ北東部に限ってのことなのかもしれない。 だって、ここ南部では、もう春を通り越してすっかり夏になっているのだから。 ここ2年ぐらい、イースターになったら私が勤めるオフィスで必ずやっていることがある。 それはなんと「Peep Show」

今年のイースターは丁度今週。
いつもとはちょっと遅いイースターとなった。

アメリカでは、イースターが来たら「春の到来」と言う感じだと思っていたが、どうやら、それは、NYなどアメリカ北東部に限ってのことなのかもしれない。
だって、ここ南部では、もう春を通り越してすっかり夏になっているのだから。

ここ2年ぐらい、イースターになったら私が勤めるオフィスで必ずやっていることがある。
それはなんと「Peep Show」

え?

「Peep Show」って、NYのポートオーソリティの周りにもよくあった、25セントとかで「覗き見」するあのショーのこと?
そういう風俗店もNYからはもうとっくの昔にすっかり撤去されているし、なんとも昔のものとなっているよねー。
何だかそういう時代のNYを知っている私って、年寄り臭いな。

知らない人のために映画で説明すると、ヴェンダースの「Paris, Texas」。
最初の出だしで、ナスターシャ・キンスキーがやっていたでしょう。
いわゆる、ああいうやつのこと。

え?
その映画も知らない?

ふーむ。
じゃあ、DVDでも借りて来て見てくださいね。
いい映画だから。

でも、私がここで言う「Peep Show」とは、もう一つの「Peep」のことでした。
勿論、パロディってるわけだけど。

イースター近くになるとグローサリーストアーなどにはイースターグッズがずらーっと並ぶわけだけど、その中に絶対に入っているのが「Peeps」というマシュマロが砂糖でコーディングされたお菓子だ。

黄色やら、ピンクやら茶色やら、ヒヨコだったりバニーだったり、いろいろある。


グローサリーストアーのイースターグッズコーナー


こういうパッケージで売られているピープ


黄色いヒヨコが定番。
チョコレートでコーディングされているのが一番美味しい、という噂。

私は食べたいとも思わないが、アメリカ人は、この「ピープ」をこよなく愛しているらしい。
日本人からしてみたら、同じひよこ型お菓子でも、ひよこ(おまんじゅう)の方が、断然美味しいわけで。

でもって、元々は、ワシントン・ポストが始めたらしいが、毎年イースター近くになるとこのヒヨコやバニー型したお菓子を使って「工作」する「Peep Show」で盛り上がるわけ。

つまり、ピープを使って最近目立っていたことやイヴェントなどの世界を表現する、というもの。
そして、それを誰が作ったピープが一番優れているか競うわけである。
はっきり言って、本来の仕事とは全く関係のないもの。

は?

この忙しい時に、そんなお遊びするわけですか?
マジで?

ということで、うちの部署では、いつもこの時期、ピープに洋服着せたり、髪の毛を付けたり、切ったり貼ったり…

はっきり言って、工作って、一番嫌いなんですね、ワテクシ、こう見えても。
その私がなんでそんなことしなくちゃいけないの?

という態度はバレバレなのですが、それはそれは、みんなすっごい張り切ってるわけで、しょうがないので、私も参加した、って感じです、はい。


人間同様、いろいろな色のピープを作るため、黄色いピープを緑色にスプレーしてみた。


オレンジ色のスプレーが一番ノリがよかった。


こちらのピープには、髪の毛を付けてみたり。

アメリカ人って、不器用なようで、結構細かい。
その点、手先が器用なはずの日本人である私は、やる気がないのもあるけど、かなりいい加減にこのプロジェクトに参加。
いやあ、はっきり言ってアメリカ人のこだわりはスゴいんだから。

どうでもいいじゃん、ピープなんてぇ!

と思うのは、
私が日本人だからでしょうか?
このオフィスで働いていると、そういう風にハスに構えてしまうことってよくあるんですけどねーっ。



で、できたのがこういうの。

ピープ犬?
地元の有名フードトラックが集まる場所でたむろするピープたち

このピープに対するアメリカ人の愛着はいろいろで、例えば、メリーランド州では、30分でどのぐらいピープを食べられるか競う「Peep Off」コンテストというものがあるそうだ。
今までの記録は、102個だということ。

ちなみに私はこのピープ、一個食べて気持ちが悪くなりました。

今年のワシントン・ポストのピープショーはこちらからどうぞ。
さすが、今でも相変わらず盛り上がっている、あの一連の社会現象を扱ったものが優勝したそうです。

仕事の時間を裂いてでもピープを作りたいアメリカ人。
この感覚がやっぱりわからないなあ。

と思ったけど、ワシントン・ポストのこういうのを見てしまうと、なかなか面白いな、と思いますね。

うーん。
スゴいなあ。

今年のがやっと終わったと思ったら、
「来年のために、残った道具はキレイに取っておきましょう」
などなど、みんなで話し合っていましたね。

また来年もやるのぉ?
と一瞬思ったけど、どうせやるなら、やっぱり優勝したいもんね。

やるんだったら頑張るかっ(←怖)。
と、段々私もピープに対する愛着が湧いて来るのでした。

上山仁子その他のサイト・HP子育てブログ
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ニューヨーク在住15年を経て2007年12月よりノースカロライナ州へ生活の拠点を移したグラフィックデザイナー兼ライター。英語学習・ティーン向け・女性のためのコーチングも行っている。

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