おひとりさまが行く!NYお気楽サバイバル日記

ハリケーン・アイリーンに煽られたマンハッタン、海辺は水浸し

8月後半のNYは地震、ハリケーンと天災ダブルパンチでございました。 巨大なカテゴリー2のイケイケドンドン姐ちゃんハリケーン・アイリーンがカリブの海からやってきて、土日に通過して行きました。 ハリケーンに直撃されることのないNYで、市長は早々から非常事態宣言を発表しました。

8月後半のNYは地震、ハリケーンと天災ダブルパンチでございました。

巨大なカテゴリー2のイケイケドンドン姐ちゃんハリケーン・アイリーンがカリブの海からやってきて、土日に通過して行きました。

ハリケーンに直撃されることのないNYで、市長は早々から非常事態宣言を発表しました。
例のない避難命令なんか発表してニューヨーカーは「来るぞー、逃げろー、準備しろー」って脅かされ続けでございました。

っていうか、市長さん、冬のスノーストームの時に対応が悪くてケチョンケチョンだったので、今回は先手を打とうって魂胆見え見えでございました。

土曜日お昼ですべてのバス、地下鉄、電車は運休。

「じゃぁ、ハリケーンが通り過ぎるまで1日半幽閉されるだけじゃん」と私はのんきに構えておりました。

それでも、まぁ水くらいは買っておくかなと思って、金曜夕方にスーパーに寄ったら、店内をグルーッと一周するくらいの長~い列。
どなた様もカートの中は1ヶ月分くらいの飲料、食品、日用品でてんこ盛り。

水をたくさん買うのはわかりますが、トイレットペーパー12ロールって、ハリケーンの間中、そんなにトイレに行きたくなるのかしら?

「パンの棚が空っぽだわねぇ。まぁ、ローカーボダイエットになるからいいけど。」とお客さんのひとこと。

後ろに並んだ若き女子2人はコロナビール12本入りパックを抱えて「チップスとディップはあるでしょ。雑誌も買っておいた方がいいかなぁ。」って、どうやらハリケーンパーティらしい。

こういう時、はしゃぎすぎるのがニューヨーカーなのです。

ところが、土曜日の朝はまだ雨も降ってなくて、本当にアイリーン姐さんは来るのかなぁというくらいのお天気でした。

でも、とりあえず早めに洗濯でもしておくかとコインランドリーに行ったら、何と午前11時で閉店するとおっしゃるではないですか。

年中無休でクリスマスでも開けてるお店なのにびっくり!
地下鉄、バスを止められちゃうので、従業員のお兄ちゃん達の足がなくなるからなのです。

交差点では作業員の人が公共のゴミ缶を逆さに伏せて歩いていたし、家の前のトラッシュ缶も早々に大家さんが片付けて風対策し始めていました。ニュースはどのチャンネルもアイリーン特番。

こうなってくると、なんとなくソワソワするのが人情ってもんでござんす。

ないと思うと食べたくなるので、降り出した雨の中、フレンチカフェにクロワッサンを買いに。
クロワッサンだけ買えばいいものを、「甘い物も欲しくなるかもしれないな」とアップルターンオーバーとシナモンデニッシュ、エクレアまで買っちゃってすっかり散財。

そうはいうものの、ちょっくら準備をした方がいいかなとバスタブに水を張って、懐中電灯とラジカセの電池を確認しました。

以前の大停電の教訓で部屋には電池式の小さな蛍光灯がつけてあるので、こちらも点検。

ところが、アイリーン姐さんはノロくて、夜半になっても想像したほど風雨はひどくはないような・・・。

ただ、出かけられないので、テレビ観ながら食べるか飲むかしかありません。
ワインちびちびやり、テレビのチャンネルをあっちこっちして、結局早寝。翌朝、目が覚めたら静かになっていました。

窓ガラスも無事、バックヤードの木もちゃんと立ってるし、マンハッタンはちょっと拍子抜けなくらいでした。

小雨の中、イーストリバーまで出かけてみると、みんな考える事は同じですねぇ、もう人がいっぱい。

アイリーンはヨボヨボ婆さんのトロピカルストームになったとはいえ、雨は多かったみたいで、向かいのルーズベルト島の水面は灯台ギリギリ。あわや水没だったのですね。

風も強かったんだ!
倒れた大木が道路を塞いでいました。やっぱ、それなりだったんですねぇ。

まだ吹き返しが強く吹いていましたが、角のコリアングロッサリーいち早く開店してました。

オヤジいわく「ハリケーンのおかげで金曜の夕方は行列ができて、儲かったなぁ。今日はどこもまだ開けてないから、もうひと稼ぎ。」だって。たっくましい!

ところで、じつは前号で登場したマリリンは避難命令地区のゾーンA、大西洋に面したロッカウエー半島で高潮被害間違いなしの地区です。市の発表した避難地図の下の方にデローンとある半島の先っちょ濃い色の部分です。

ハリケーン前に電話したら、避難しないって言っていたし、大丈夫だろうかと案じていたら、月曜日の朝、写真が送られてきました。

建物左側がオフィス兼お店。

あーよかった、オフィスは無事だと安心してメール返信したら、「なに言ってんのよ、水見えないの?」あらー、前の駐車場が満々の水!やだー、水上ハウスじゃんか!

メールのタイトルは「ブリージー・ツアー&トラベルでは只今オフィス前でフリーのスイミング&スキューバクラス開催中」こんな時もナイスジョークですなぁ。

家もオフィスもかさ上げしてある高床式なので、床上浸水にはならなかったとはいえ、下手したら「岸辺のアルバム」じゃんか。

マリリンによると、2時間に1回、避難勧告のサイレンが大きく鳴って、90パーセントくらいのご近所さんは直撃前日の夕方までに避難したそうです。

2フィート、60センチ以上の浸水で、ポンプ排水が始まったのはアイリーン通過翌日の月曜昼過ぎからだったようです。後始末は大変でしょうが、とにかく無事でよかったよかった。

同じNY市内でもえらい違いでございました。拍子抜けなんて言っちゃってごめんね。

妙に長~く感じたハリケーンウイークエンドでございました。

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愛知県出身。名古屋でラジオレポーター、番組構成、イベント企画、CM制作など。91年、ニューヨークに移住。 日系出版社勤務を経て、キッズファッションにキャリアチェンジし奮闘中。 「一生に食べられる食事回数を考えると一食一食が粗末にできない」が信条。

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