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奥さま思いのヒュー・ジャックマン 旦那を見つけるならオーストラリアが旬!

『ソードフィッシュ』でインタビューしたときに、ヒュー・ジャックマンは黒人のように見える赤ん坊を嬉しそうに抱いてやって来た。

わあ、このキュートな赤ちゃん、誰だろうと思ったら、それはヒューの一人息子だった。
そして横には彼の奥サマも寄りそっていたのだが、彼女を見て、私は少しびっくりした。彼女はどうも“有名俳優ヒュー・ジャックマンの妻”というイメージではなかったのだ。

なんというか、ごく普通の人だったから。
まったくチャラチャラしたところがなくて、金髪でもショービジネスの華やかさがなくて、“映画スターの妻で~す“とは、彼女の顔に書かれてないぞ。

だけど養子の赤ん坊と奥サマと一緒のヒューは、家族を誇りに思っている様子で、とても幸せそうだった。

そして、新作アドベンチャー『ヴァン・ヘルシング』(日本公開2004年9月)で、またニューヨークでヒューにインタビューする機会に恵まれた私。
以前のように、ヒューの家族も記者会見の場に来ていた。赤ちゃんだった子供が大きくなっていたのには、びっくり。

そして彼の奥サマはやはり、なんかハリウッド・スターの妻には見えないなと、また改めて驚いた。
同じオーストラリア人妻でも、トム・クルーズの横に寄りそっていた頃のニコール・キッドマンとは感じが違う。

だけど、ヒューはやっぱり幸せそう。

その2日後、ヒューにテレビ・インタビューしたときのこと。
そのときは奥サマは側にはいなかった。
話題の大作『ヴァン・ヘルシング』ではドラキュラやウルフマンなどに立ち向かうヒーローを演じたが、

「あなたにとってのヒーローは誰なのか」

と質問を投げかけたときだった。
彼はそんなことは初めて聞かれたといった様子で、フームと考えこんだ。
そして一言。

「それは、僕のワイフだね」

えっ、あの奥サマが・・・ヒーロー?
私は思わずため息をついた。

「そして、まだ会ったことがないけれど、ネルソン・マンデラも僕にとってはヒーローと呼べる人だ」

と、付け足して、しめくくったヒュー。これって、私にとって、まさにパーフェクトな答え。なんて素敵なの。もう、その答えだけで彼の性格が読めてしまう。

もう、めちゃめちゃに彼の奥サマがうらやましい!

ヒーローと呼べる人と、一緒に暮らして人生を分かち合うって、どんな感じなんだろう。
そんなヒューの奥サマって、どんな人なんだろう。彼の一言が忘れられなくて彼女のことを調べてみた。

彼女はデボラという名前の女優で、ヒューよりも8歳年上。オーストラリアのテレビ番組の共演でヒューと知り合った。35歳のとき27歳の彼と結婚して、40歳で養子をもらった。結婚歴8年だ。

よく考えたら、私もデボラのように27歳だった彼と結婚して8年になる。なんか偶然。でもなんだ、この差は?
うちのダンナは決して私のことを「ヒーロー」とは呼ばないだろうな。私もダンナのことを、そんなふうに思ったりしないしなあ。

ウーン、なんかうらやましいな。
私たち見習うべきだな。

そういえば、同じ日にヒューへインタビューをした、きれいなテレビ・ジャーナリストの白人女性ふたりが、ヒューにメロメロになって騒いでいた。

「でも結婚しているのよね」と、残念がりながら。
「ヒューみたいにキュートな男を探しにオーストラリアヘ行きましょうよ! ニューヨークでイイ男を見つけるのは至難の業だわ」
と、彼女たちは本気で計画をたてていた。

オーストラリア出身のヒューは、この主演映画『ヴァン・ヘルシング』で、彼が世界にアピールする主演スターであることを証明した。次のジェームス・ボンド役に抜擢されるかもしれないと噂されるほどのカリスマ性を秘める大スターになった。

その上、一緒に仕事をした人たちはいつでも、いかに彼が良い人かと褒めまくっている。ハンサムで性格も良くて頼りになる彼なんだから、そりゃあ、きれいな女性たちからの誘惑も多いことだろう。
それでも彼はデボラ一筋、って感じで、微笑ましい。

そういえば、オーストラリア育ちのメル・ギブソンも歯科医助手と結婚して以来、もう結婚歴24年だ。下は5歳、上は24歳に渡る7人もの子供を持つ彼が

「前よりもいま、より妻を愛しているんだ」

と、誠実な態度で語ってくれたのを思い出した。
そのときも私は、目の前に座るメル・ギブソンに「ハーッ」とため息をつきながら、憧れのまなざしを送っていた。

ハンサムな良き夫を得るために、オーストラリアへ出向く女性って、あんがい的を得ているのかしら?

©2004 Yuka Azuma

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渡米は1982年。ロサンゼルスに13年在住後、ニューヨークへ。84年より映画記事を中心に雑誌等に寄稿。ハリウッド映画スターへのインタビュー歴は30年以上。訳書にマーク・デヴィッドジアク『刑事コロンボ』(角川書店)、同『刑事コロンボの秘密』(風雅書房)、フランク・サネロ『ジュリア・ロバーツ 恋する女神』(講談社)『ヴィダル・サスーン自伝』(髪書房)がある。

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