ヒトコの小径

ストレスたまるクリスマスショッピング?

年が明けた。

わが家のクリスマスツリーも4日の日曜日に片付けた。これでもうホリデイシーズンも終わりである。
また明日からは仕事に頑張らなくてはいけない(ちなみに、うちのツリーは本物の木ではありません。環境破壊問題にも日夜真剣に取り組む夫と、アメリカ人に「スーパークリーン」と言われるほどきれい好きな私たち、二人が揃うと、自然を破壊してまで、ぽろぽろと細かい葉がフロアーに落ちて掃除が大変な木なんて飾っていられません。昨年まではドアに付けるリースは本物を買っていましたが、今年はこれもやめました。
で、本物の「木の匂い」がないとやっぱり寂しいと言う夫の為に、木の香りのするキャンドルを購入して雰囲気を盛り上げています。でも今年はこれも利用するのをすっかり忘れました。
ついでに言うと、そのうちのクリスマスツリーは、
ロイズというオンラインチョコレート専門店のこの冬のカタログに使用されたはずなのです。ちょっと自慢。
実際自宅に飾っていたツリーは、飾り付けをする次から次へと次男がいたずらをするので、彼の手が届かない所へ移し替えていたら、前年よりももっともっとオーナメントがトップに集中してしまうという見事にとっても滑稽なものになってしまいました。撮影に使わせて欲しいと知り合いに頼まれて、協力したのですが、その時に貰ったロイズの生チョコレートといったら、もうその味は忘れられません。謝礼もしてもらえるし、美味しいチョコレートも貰えるし、私としてはとっても得をした気分になったのでした。
みなさんも是非、このロイズチョコレート、機会が合ったら、お試しください。上品で甘さも控えめ。う~ん。その舌触りは思い出しただけでも、よだれが出そう。ああ、また食べないなあ)。

それにしてもアメリカにいると、やっぱりこの時期の目玉はお正月よりもクリスマスである。

子どもができてからというもの、クリスマスにはいつも頭を悩ませていた。昨年はむやみに意味のないプレゼントをあげすぎたという反省点があった。が、今年は子どもも親もかなり満足することができたクリスマスだった。

「サンタクロースからのプレゼントは最低でも3つはないとだめだよ。サンタさんは気前がいいんだから」と主張し続けていた夫をねじ伏せて、今年はサンタさんからのプレゼントは2つずつで抑えた。長男は自転車とスクーター、次男はカーレースセットと室内用トランポリンをゲット。勿論、その他にも、グランマやグランパを含め、親戚たちからもプレゼントを貰ったし、私たち親も、また別に何かあげないとまずいということでちゃんと用意したわけである。

子どもの頃、クリスマスプレゼントなど貰った記憶が全然ない私に言わせれば、それはそれは貰いすぎであるが、アメリカではこれが極めて「普通」なのだ。日頃それほど関わりがない親戚から貰った、子どももそれほど興味を示さないようなプレゼントは、申し訳ないが返品した。

次男の誕生日が11月30日、長男が1月26日と、この時期にプレゼントをもらうことが集中しているので、一気に家の中に「モノ」が増えてしまった。来年のサンタさんからのプレゼントは一つだけにしよう、と今、提案したら、きっと夫も賛成するに違いない。

しかし、クリスマスはアメリカでも商業化しつつある。もともとクリスチャンだけのイヴェントだけれど、クリスチャンの多いアメリカでは国の祝日になっている。最近はジューイッシュなどクリスチャンでない家族でも子どものためにギフトを交換するという人たちもいるようだ。

長男が通う学校(PK)でも危うく私たちは先生やスタッフにプレゼントを渡し忘れるところだった。

22日に仕事が休みだった私が学校の送り迎えをしたのだが、長男がクリスマスプレゼントで筆箱や鉛筆などのステーショナリーを貰ってきていた。帰り道が一緒だったお母さんと話しをしていたら「あら?あなた、学校にプレゼントあげてないの?うちは先生とアシスタントの人たち6人にクリスタルのお皿をあげたのよ。長男の初めての学校だし、You know, it’s nice to show our appreciation to them.」と言われた。

え?クリスタルのお皿?このロシア人、クリスチャンなのかしら?だから、クリスマスプレゼントをあげたのかな?でも先生はジューイッシュだし。みんなあげるのかなあ?どうしよう?

日頃、学校のお母さんたちともそれほど話しをする機会がない私は、一瞬戸惑ってしまった。自宅に帰ってすぐ夫へ連絡した。「そんなの、聞いたことないよ。別にあげなくてもいいんじゃないの」と言う夫だったが、アメリカ人の友人や義理の母に聞いたらみんなが口を揃えて「気持ちだけ、何かあげたほうがいいわよ。宗教に関係なく、みんながやっている習慣だから」と言われた。

長男と同じ学校に昨年自分の子どもを通わせていた日本人のママ友も「そういえば、あげたわよ。私も知らなかったんだけど、他のお母さんに一緒にジョイントであげる?って言われてそうしてもらったの。『バーンズ&ノーブル』のギフトカードにしたと思ったけど。『スターバックス』のギフトセットとかそういうのをあげている人もいたわよ」と教えてくれた。

それで、また至急夫へ連絡をし、『バーンズ&ノーブル』のサーティフィケイト(商品券)を買ってくるようにお願いした。

やれやれ、この時期、子どもや親戚たちへのクリスマスショッピングであちこち買いに回らなくてはいけない上に、アパートメントのドアマンやスタッフにもティップを渡さなければならない(その数は総勢20人ぐらいいるのだ!)。郵便配達をしてくれるメイルマンにもティップをあげる人もいるそうだし、本当に出費も重なる。子どもの学校にまでは、頭が回らなかった。ふーっ。

次の日、長男にしっかりと先生たちにギフトを渡すように言いつけて、私はオフィスへ行った。9歳になる子どもがいるジューイッシュのボスは、やはり先生方にはずっとこの時期、ギフトをあげているそうだ。この習慣って、いつまで続くのかな?日本でも似たようなことをする場合があるらしいが、それは一部の親だけだと聞いている。

これぐらいで面倒くさいと思ってしまう私のような人がいるのだから、アメリカで「プロフェッショナルショッパー」という人たちが活躍するわけだ。「プロフェッショナルショッパー」とはその名のごとく「買い物のプロ」である。

アメリカでは、クリスマスになると企業によってはボーナスの他にもクリスマスギフトが従業員全員に送られることがある。その他、個人的にもエグゼクティヴクラスの人たちが部下に「日頃の感謝」の意を込めて、その人にあったギフトを用意したりするのだ。そういう時に忙しい彼らの為に買い物をしてくれるのが「プロフェッショナルショッパー」なのだ。

知り合いに、超有名人の代わりにショッピングをしてあげているという「プロフェッショナルショッパー」を知っているという人がいるが、話しを聞いていると、そういう人たちの「お買い物」は本当に桁が違う。なんだかとっても楽しそうな職業だなと思った。

アメリカでもクリスマスはギフトが命。そういうマテリアル社会を批判したくもなるが、これもアメリカの景気を支えているかと思うと、しょうがない。そう納得してしまう自分も新年早々、ちょっと情けないなあと思うのだけれど。

上山仁子その他のサイト・HP子育てブログ
Advertisements

ニューヨーク在住15年を経て2007年12月よりノースカロライナ州へ生活の拠点を移したグラフィックデザイナー兼ライター。英語学習・ティーン向け・女性のためのコーチングも行っている。

0 comments on “ストレスたまるクリスマスショッピング?

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out /  Change )

Google+ photo

You are commenting using your Google+ account. Log Out /  Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out /  Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out /  Change )

Connecting to %s

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.

%d bloggers like this: