ヒトコの小径

一人で笑うニューヨーカー

最近よくストリートで見かけるのは、何やら独り言のようにぶつぶつ言いながら歩いている人たちだ。
「あの人、まともな格好しているのに、頭がおかしいのかなあ?」と注意してよく見ると、イアフォンと小さいマイクロフォンを付けており、英語では「hand-free set」と呼ばれるセルフォンで、誰かと話をしているのだと気が付くのだ。

それ以来、そういう人たちを見かけると、誰かと会話をしているのだとわかっていても、やっぱり馴染めない。いつ見ても、おかしな光景だなあと思ってしまう。

車社会であるアメリカでは、意外にも一昨年の暮れまで、車を運転するドライヴァーの携帯電話使用を禁止する法律が全くなかった。それが2年前に、ニューヨーク州が初めて携帯禁止の法律を実行する第一の州になったのだ。

ただ、運転に差し障りのない「hand-free set」タイプなら使用の許可が許されている。それからというもの、車で通勤するビジネスマンなどの間で、ヘッドセットやマイクロフォン付きの電話が出回った。
他の州のナンバープレイトを付けている車では、未だにハンドヘルドを使用しているドライヴァーを見かけるが、ニューヨーク州では、場合によっては罰金100ドルが科されるそうである。

私の夫も、オフィスで電話をする時間が長いので、このハンドフリータイプを使用している。電話しながら手が空いているので他のこともできるし、大変便利なのだそうだ。

コードレスフォンが出た時も、電話を切らずにトイレに行けるなんて、凄く画期的だと思ったが、ハンドフリーの出現で、更には受話器を持つ手が解放されたのだ。私たちは、どんどん自由になって行く。そのうちに、ボタンを押すと言いたいことを代わりに言ってくれるような機能が開発されたりして。

上山仁子その他のサイト・HP子育てブログ
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ニューヨーク在住15年を経て2007年12月よりノースカロライナ州へ生活の拠点を移したグラフィックデザイナー兼ライター。英語学習・ティーン向け・女性のためのコーチングも行っている。

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