ポン・デ・ケージョってあるじゃないですか。
そう、あの丸いムチムチのパンですね。
日本にはポンデ・ライオンがいるくらいだからなじみがあるわけで、わたしも日本ではよくパン屋さんで買っていました。
ところがNYに来てから、見かけたことがなかったんですよ。
ブラジル系住民は多いから、ブラジル系のレストランやベーカリーに行けば、きっとあるはず。
でもふつうのベーカリーで売っているのは見たことないで・ケージョ。
ふしぎなことにポン・デ・ケージョは日本でのほうがずっと「食べたことある率」が高いはず。
それが人に教えてもらって大発見!
灯台もと暗し、うちのすぐ前にあるスーパーマーケットの冷凍食品売り場に、ポンデちゃんはひっそりと潜んでいたのだ!
じゃーん、冷凍ポンデちゃんです。
「Pan de yuca」と書いている。
ポンデ・由香? ポンデ有香? ポンデ結花?
いえいえ、このユッカというのは、お芋のことで、キャッサバともいいます。
いったいこの棒のようなお芋をどう料理するんだろうとスーパーマーケットで見るたびにふしぎだったんですが、南米では広く食べられているようですね。
このキャッサバ、じつはタピオカの原材料らしいです。
あのプリプリした弾力物質の元らしい。
コンニャク芋みたいなものなんですかね。
で、そのムチムチ要素で出来たパンが、ポン・デ・ユッカ。
それにチーズ(ケージョ)を混ぜたものが、ポン・デ・ケージョ。
初めて頭のなかでコトバが結びついて納得~!
袋のなかにはゴロゴロと冷凍した白い塊が入っています。
これをアルミパンやベーキングシートを載せたパンに並べ、オーブン華氏400度(摂氏200度)で焼けばオーケイというもの。
焼いてみたら、たしかにポン・デ・ケージョでした!
おおおおー。美味しいぞー!
まさかスーパーの冷凍コーナーにあったとは。
どのスーパーにもあるとは限らないけれど、南米系の住民が多いエリアのスーパーを狙ってみて下さいね!
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