NYを拠点としてヨガを教える、スパドーニゆかり先生。
脚が本当に伸びて、痩せるのにも役立つ、体に効くヨガ。アイアンガーヨガを基礎とした、ゆかりヨガを紹介!

 

ふだんあなたの脚は縮んで短足になっている!

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photo by Kazushi Udagawa

 

私自身が、スパドーニゆかり先生のヨガ、通称「ゆかりヨガ」に出会ったのは、足に故障があった時だった。

踵に骨ができる、踵骨棘(しょうこつきょく)と診断されたのだが、これは土踏まずを支える足底腱膜が弱ってくるために起こるそうだ。

 

その時、ゆかりさんが教えてくれた簡単なストレッチをやってみて、とたんに驚いた。

あれ、ストレッチした右脚の方が、左脚より長くなっている!

気のせいだろうか。

続いて、左脚もストレッチすると、ちゃんと脚の長さが同じになっている。

 

ええええ、人間の脚の長さって変わるものなんだろうか?

 

いったい何が起きているのかというと、

「それだけふだんの生活では、筋肉が縮んだままになっているからです」

と、ゆかり先生は説明する。

 

実は、膝の裏がまっすぐではない人は、とても多いのだ。

誰でもまっすぐ立っていると思うのだけれど、実際にはかすかに膝が曲がっている人が多い。

実際、私はこの膝の裏がまっすぐにならずに、足裏のアーチが弱っていた。

ここを意識して伸ばさないでいると、膝がかすかに曲がったままになり、そのぶん短足になって損をする。

 

ゆかりヨガはやると、物理的に差が出るのだ。

ニューヨークでは、女性は全人口がヨガをしている、あるいはやったことがあるといえるほど、ヨガは生活に浸透している。

私自身もヨガ教室に通ったことがあるが、長続きしなかった。

何をやっているかわからないまま、適当に先生のマネをしてポーズをして、特に効果も感じられなかったからだ。

ところが、ゆかり先生のヨガは違った。

ポーズをいちいち細かく指定してきて、方向や角度も正確に指導される。

ヨガでおなじみのフロー(一連のポーズの流れ)というのがなく、ひとつずつのポーズに時間を取る。

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photo by Kazushi Udagawa

そして、ものすごく疲れるのだ。

たとえば腕を伸ばすだけでも、一生懸命、止まることなく伸ばし続ける。

体を伸ばすのも、腕はできる限り上に伸びて、足はできる限り地面を押し続け、ゴムのように両方向へと伸ばすから、飴のように伸びる。

おかげでクラスの翌日には、筋肉痛になる。

ヨガをやって筋肉痛になるという経験をしたことがなかったので、驚いた。

筋肉痛というのは、ふだん使わない筋肉を使ったり、慣れない動きをしたりすることで、筋線維が損傷することで起こる。

これはよいことでもあり、損傷した筋線維を修復する過程で、より強い筋肉が生成される。

 

やりにくいことをやるのが、ヨガです

「使わないところを使うのが、ヨガです」

 

というのは、ゆかり先生の口癖で、まさにふだんの生活ではやることもないポーズをすることで、めったに使わない筋肉を使い、筋肉が鍛えられるのだ。

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photo by Kazushi Udagawa

 

たいていのヨガでは「間違ってもかまわない」くらいのゆるさで流していると思う。

ところが、ゆかりヨガは「鍛錬ヨガ」「筋トレ・ヨガ」ともいうべきスタイルで、休んでいる暇がないのだ。

筋トレになるヨガは、ゆかりヨガで初めて知ったことだ。

 

 

お年寄り体型にならないヨガの効果

 

ゆかり先生のメソッドの基本は「アイアンガーヨガ」といわれる流派であり、B.K.S.アイアンガー師(1918年〜2014年 95歳没)によって確立された。

 

アイアンガーヨガでは、正しいアサナ(ポーズ)の習得に重きをおいて、ブロックやストラップなどのプロップス(小道具)を使うことで、たとえ体が堅い人でも、膝や腰などに故障がある人でも、ポーズを取りやすく、ヨガの効果を引き出せる。

 

「アイアンガーヨガは、まず身体を『正しく』使い、『正しい』姿勢にするようにヨガのポーズを指導します。

ヨガはポーズを見せるため、あるいはポーズを決めるためにやるのではないんですね。

そのため身体の柔軟性や筋力に応じてプロップを使う。怪我が少ない。リハビリや整体のような要素がふんだんにあるんです」

 

ゆかり先生が口を酸っぱくしていうのは、エイジングは姿勢から始まるということ。

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photo by Kazushi Udagawa

人間は立った姿勢で、腰が前に出て、お腹が突きでて、猫背になり、顎が前に出ると、老人体型になる。

そして肩にもっこりと脂肪がついてしまう。

 

それがヨガをすることで、若々しい姿勢を保ち続けることができる。

 

私自身、ゆかりヨガを始めるまでは姿勢が悪くて、いわゆる「巻き肩」と呼ばれる、肩が前方に出て、体の内側に巻いている状態だったのだ。

 

「ダウンワードフエイシングドッグ」(下向きの犬)のポーズをしても、背中が丸まっていた状態で、何がまっすぐという意味なのかわかっていなかった。

 

それがゆかりヨガを続けているうちに、だんだん背中がスッキリとまっすぐになってきた。

 

ヨガは続けると、姿勢が変わってくる。

体が柔らかくなくても、現時点の自分から、より良い自分に変えていくことはできる。歳は取っていくのに、どんどん姿勢が良くなってくる。

あの時、ゆかりヨガに出会っていて、本当によかったと確信している。

 

 

かつては太っていたのに,ヨガでスリム体型に

 

ゆかり先生はほっそりと引き締まった、まさにバレエダンサーのような体型をしている。

身長は180センチとモデルサイズだ。

 

もっとも本人は子どもの頃から背の高さを気に病んでいて、学生時代から「この背の高さでは、きっと結婚できないだろうから仕事に生きよう」と考え、南山大学に進学して、外資系をめざしたという。

 

そして大学卒業後、外資系会社に就職。

1999年にはアメリカに留学して、翌年には、NYで人事マネジメントのセールスコンサルタントとして就職した。

 

当時のゆかりさんは、いつもジムで汗を流していたという。

 

「なにしろ当時はアイスクリームをワインパイント、食べていたくらいアイスクリーム好き。

そんなことをしているから、太りたくなくて、必死にジムに通っていました」

 

体重は、今より10キロ以上は太っていた。

服のサイズはアメリカの8号と、かなりの大柄サイズ。日本のサイズでいうと、13〜15号のプラスサイズだろうか。

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photo by Kazushi Udagawa

 

それがヨガをしているうちに痩せたのだという。

ゆかりさんとヨガ人生の始まりは、2002年、「ビクラムヨガ」に出会ったことだった。

 

「ビクラムヨガ」は別名ホットヨガと呼ばれ、高温多湿の部屋で26のアサナを同じ順序でやり続けるというスタイルのヨガだ。

 

大量の汗をかくので、クラスの後は気持ちよく、さらに痩せるのに効果的なので、ゆかりさんは会社帰りに毎日通うようになった。

 

さらにアイアンガーヨガに出会ってから、初めて筋肉を正しく使うことがわかり、気づいたら、どんどん身体が締まって、細長くなっていったという。

 

ヨガで痩せるというのは、ゆかり先生がその実例だといえる。

現在のゆかりさんのサイズは4号(日本の9号)で、これは欧米では長身のモデルが着用するサイズと同じだ。

 

では、なぜヨガで痩せるのか。

筋肉には、ダッシュやジャンプなど瞬発力が必要となる「速筋」と、水泳やジョギングなどのように持久力を必要とする有酸素運動に向いている「遅筋」がある。

速筋は鍛えると太く強く硬くなっていくが、一方、遅筋は細く長くしなやかになっていく。

 

ヨガのポーズをすることで鍛えられるのは、遅筋であり、遅筋は脂質をエネルギー源として燃焼する。

そのため体の脂肪分を減らせ、また細い筋肉がつくので、細い体つきになるという。

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photo by Kazushi Udagawa

「ヨガは細く,長く、です」

とゆかりさんは口癖のように指導するが、筋肉が大きくなるのではなくて、長く細く引き締まるのが特徴だ。

 

「それから内臓を引き上げて、内臓の活動を活発にすることが、痩せやすくします」

 

腹部には胃や腸などの臓器がつまっているが、心臓や肺を守っている肋骨のように支えてくれる骨がない。

そのためにヨガで引き上げるポーズをしたり、捻るポーズをしたりことで、内臓を活性化することができて、脂肪を絞れる。

 

今ではうらやましいスタイルのゆかり先生だが、ヨガに没頭するようになったきっかけは決して甘いものではなく、重大な人生の危機に面したからだった。

 

なんと夫が自殺未遂を起こしたのだ。

 

 

夫の自殺未遂、そしてヨガ教師に

 

ゆかりさんはNYで、フォトグラファーである男性、ジルド・スパドーニさんと2001年に出会い、04年に結婚する。

 

ジルドさんは80年代には男性モデルとして活躍して、当時スーパーモデルと呼ばれたリンダ・エヴァンジェリスタとも一緒に撮影をしたこともあり、ゆかりさんをゆうに超える高身長の男性だ。

 

ニューヨーカーのイケメン男性と結婚して、マンハッタンでばりばり働く。

順風満帆に思える生活だったのだが、ここでたいへんな危機が訪れた。

 

ジルドさんが、知人と会社を設立したものの、ビジネスパートナーに資金を使い込みされて、たちまち投資した貯金が底をつき、持ち家を担保にした莫大な借金を負ってしまったのだ。

 

ジルドさんは思い悩むようになり、やがて鬱病になっていく。

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photo by Kazushi Udagawa

 

ある日のこと、ゆかりさんに出かける用事があったのだが、

「ジルドがいなくて、家のなかを探しても見つからない。近所を探しても見当たらない。

どこに行ったんだろうと思っていて、ふと窓から見たら、家の前に突然、救急車が止まったんです」

 

隊員に運び出されたのは、なんと血だらけのジルドさんだった。

いったい何が!?

ショックを受けたゆかりさんは動転しながらも、夫について救急車で病院に急いだ。

 

あろうことか、ジルドさんは思い悩むあまり、地下にあるボイラールームで、腕をナイフで何十箇所も切って自殺を計ろうとしたのだった。

 

一命を取りとめて、救急病棟に移されたのだが、そこには刑務所から連れて来られたオーバードースの患者も多く、オレンジ色の囚人服を着た患者たちのなかで、茫然と座っているジルドさんの姿は、あまりに哀れだったという。

 

そしてジルドさんは精神病棟に3週間の入院したのち、ぶじ退院できたものの、それからがまたたいへんだった。

 

処方箋の影響で、まるで生きる屍のように、なにもしないまま、一日中ぼうっとしている。さらにその薬のせいで、徐々に太りだしてしまった。

 

ゆかりさんとしては彼を助けてあげたいものの、なす術がなく、せめて助けになるようにと、家で彼にしてあげられる運動として、気功やヨガを習い始めた。

 

さらに「プラナヨガ」のトレーニングも200時間受けて、2006年の夏には、ヨガ教師の資格を得た。

 

42歳でヨガ教師になるというのは、遅いスタートだったが、ゆかりさんにとってはなによりもジルドさんを支えてあげて、家で運動させてあげたい一心だった。

 

ゆかりさんはヨガ教師になったものの、まだこの時点では知識が浅かったと、当時をふり返って語る。

 

「当時のことを思い出すと、あれでヨガ教師と名乗っていたのが恥ずかしいくらい。今見ると、ポーズもまったくなっていなかったです。

 

だいたい200時間のトレーニングを受ければ資格が取れるので、正直いってヨガの教師には深い知識がない人も少なくないんです。

 

アイアンガーヨガは、他のヨガに比べて身体に対する知識が圧倒的に深くて、筋肉や骨格などのアナトミーも学ぶのですが、当時はまったくそんな知識はなかったですね」

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photo by Kazushi Udagawa

ヨガ教師でありながら、知識はまだ足りない。足りていないことすら、わからなかった。

実際のところ、ゆかりさん自身の持病である「腰痛」は、ヨガ教師でありながら、自分でも治せていなかったのだった。

 

 

アイアンガーヨガで、真のヨガに目覚める

 

実はダンサーやヨガ教師で、腰を痛める人は少なくない。

反り返ったポーズを多く取るため、使える筋肉だけ使って、パッと見できれいに見えるようにやり続けるからだ。

 

ゆかりさんはヨガ教師をしていたのにも係わらず、持病であった腰痛がどんどんひどくなっていった。

動けないほどの腰痛も何度か経験して、毎週マッサージに通わないと生活もままならなかった。

 

そんな折、女友だちのボーイフレンドが、たまたまアイアンガーヨガの教師だったために、クラスを勧められたのだった。

 

ゆかりさんはアイアンガーヨガについては知ってはいたものの、「説明ばかりが多くて、面白くないヨガ」だとみなしていた。

 

それでも腰痛の頻発に藁にもすがる思いで、アイアンガーヨガのブルック先生のクラスに出てみて、クラスの前に腰痛があることを告げると、こう先生が指摘したのだった。

 

「腰痛になるのは当然よ、姿勢がよくない」

 

ゆかりさんにとっては心外な一言で、「私はヨガの教師なのに、姿勢が悪いというなんて」と、むしろ不快に感じたという。

 

そしてダウンワードフエイシングドッグを行った時のことだ。ブルック先生に「これがまっすぐだよ」と腰の部分の姿勢を直された。

 

「その時に少し背を丸めたような気がしたんだけど、これがまっすぐだと教えてもらって、初めてポーズに会得がいったんです」

 

それまでのゆかりさんは姿勢がいいというよりも、むしろ反り返って腰が縮んでしまっていたらしい。

 

そのクラスの後の爽快感、腰を伸ばすというのは、こういうことかと初めて納得できたという。

そこからはアイアンガーヨガに打ちこんで行った。

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photo by Kazushi Udagawa

「今までに動かしたことのない筋肉、動いたことのない筋肉を動かす。体を動かすとはこういうことなのか、と開眼しました」

 

体が開き、固まっていた筋肉がほぐれる。

筋肉が伸ばしてテンションをゆるませることで、体の不具合は治っていく。

 

「アイアンガーヨガにはまったのは、腰痛の原因がわかり、ウソのように全くなくなったから。

今までのヨガは何だったんだ? というくらい、アイアンガーヨガは身体への意識と知識が半端ないです。

そしてそれが精神状態にまでとてもいい影響をもたらしてくれたんです」

 

おかげで15年間もゆかりさんの持病だった腰痛が、2007年からまったくなくなった。

 

「ここも動くんだ、ここも伸びるんだと発見して、身体のいろんな場所を伸ばしていく、その爽快感をぜひひとりでも多くの生徒さんにも知ってもらいたいです」

 

 

いくつになってもできるヨガの魅力

 

「ヨガのすごいところは、いくつになっても前よりも体が伸びて可動範囲が広がるようになるところ。

 

私は40歳でヨガを始めたという遅いスタート、しかもダンサーや体操の選手だったわけでもなく、逆上がりもできないくらいだったのに、それでも実際に毎年進歩があります。

 

ほとんどのスポーツでは、20代の時に絶頂期があって、その後は衰えていくものでしょう。

でもヨガでは、年齢に関係なく進歩があって、去年できなかったことが、今年はできるようになるんです」

 

ゆかり先生のクラスには年配の方も多いのだが、膝が悪い人や腰が悪い人、あるいは五十肩で腕が上がらない人などに合わせて、その人たちでもできるように指導してくれる。

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photo by Kazushi Udagawa

 

「ヨガはホールドしません、ずっと伸ばし、広げ続けて下さい」

 

体を伸ばして血流がよくなると、脳を含め体中に酸素と栄養分が行きわたり、トド凝っていた老廃物が排出され、新陳代謝もよくなる。

腰が伸びると、腎臓の働きがよくなり、解毒作用が促進される。

首や脇の下、そけい部が伸びると、リンパの流れがよくなり、老廃物が排出されやすくなる。

お腹を伸ばす、あるいは捻ることで、内臓の機能がよくなる。

身体の歪みが左右対称に矯正されることで、凝りや痛みが軽減される。

といったように、体の健康促進になる。

 

私自身、以前は肩こりがひどくて、マッサージに通わなくては生きていけなかった。

ところが、ゆかりヨガを始めてから、肩こりが解消されたのだ。

 

 

気持ちも前向きになるヨガ

 

さらにいうと、ヨガは心にも効く。

3年ほど前のこと、私はあることでショックを受けて、非常に落ち込んだことがあった。その時は大げさではなくて、心が真っ暗だったのだ。

 

それでもヨガのクラスに行って、1時間半のクラスが終わったあと、ふと心が少し動いて上がった、という気がしたのだ。

 

ヨガの前は真っ暗に閉ざされていた心が、ヨガ後には少し光が差したのだ。

いったい何が起きたのだろう。

 

ゆかり先生に尋ねると

「胸を開くと、気持ちも開く」

という説明をしてくれて、その時にヨガの精神面への効果を発見したのだった。

 

心と体はつながっていて、心が落ち込んだ時には、体から治せることもできる。

縮んで硬くなっている身体を伸ばして、開いていくことで、心も開いて気持ちにも変化が現れる。

 

今回のパンデミックでは、ニューヨークは一時期感染爆発の中心地となり、誰もが戦々恐々として暮らしていた。

ゆかり先生自身も先行き不安になった時があったらしいが、その時ヨガをすることで、心が上向きになって、この状況だからこそ教え続けなければと決意したと語る。

 

「ヨガのポーズはアサナと言うんですが、瞑想のための準備運動なのです。

なにも変な恰好のポーズができるようにするためにヨガをやるのではありません。

 

アサナで肋骨回りの筋肉が柔軟になると深い呼吸ができるようになります。

そうなると、プラナヤマ(呼吸法)を練習します。

 

アサナを、プラナヤマを意識しながらやることで、プラティヤハラ(五感の制御)とダラーナ(集中すること)を学び、体得し、最終的には、穏やかに瞑想を何時間も続けられ、サマディという三昧の境地にいたるのがゴールです」

 

三昧の境地というのは、全ての意識(心)の動揺が止滅した澄み切った状態のことをいう。

 

 

人間は幸せになるようにできている

 

「瞑想の時は、左脳が休んで、右脳が活発になるそうです」

とゆかりさんは説明する。

 

「右脳は本能を司ります。

人間の身体が病気や怪我をしても健康になろうとしてくれるのと同じように、人間の本能はその人にとって本来的に幸せな方に行かせようとするのです。

 

瞑想によって本能を研ぎ澄ませて、自分を幸せの方向に向かわせていくことです。自分の幸せは自分にしかわからないですから」

 

若い頃は、自分が不幸だと思いこみ、自分で何かを決断する自信もなく、占いジプシーのようにお金を注ぎこんでいたゆかりさんだが、ヨガでそれが必要なくなったという。

なぜなら自分が答えを知っていることがわかったからだ。

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photo by Gildo Spadoni

 

「自分の答えは、自分が知っている。それがまわりに雑音で聞こえないだけ。

瞑想をして雑音を消して行くと、自分のやるべきこと、あるべき姿が見えてきます。

私はヨガを通して、それを身体で悟ったという感じです」

 

パンデミックが起こる前は、クラスを開いていたが、現在はオンラインでクラスを開催している。

オンラインであっても、指導は非常に細かい。

 

「ヨガを教えていて、嬉しいのは、身体が伸びることで心も広がる気持ち良さを生徒さんと共有できた時。

生徒さんが、もっと学びたいと言って来る時。

そして生徒さんのポーズがどんどんできるようになり、どうしてそうしないといけないかわかってきたな、とわかる時。

身体の不具合が、ヨガで改善されたと言われた時。

顔色や表情が明るくなって、気持ちよかったー!といわれた時。

生徒さんの心身の健康に役立っていることが、ヨガ教師としての生き甲斐を感じますね」

 

ゆかりさんは、ヨガは哲学だと説く。

 

「幸せとはなんだろうと頭で考える前に、まず身体を正しく動かし、伸ばし、身体をすみずみまで広げ、プラナ(エネルギー)で満ち溢れれば、それだけでもう幸せでしょう。

ヨガは唯一、身体の健康にまで言及した哲学なのです」

 

ヨガの入り口である、アサナを正確にやることで、今日の自分を少しだけ明日に向かって良くすることができる。

これは誰でもできることだし、確実に効果が出ることだ。

 

やれば、あなたの身体が、良くなる。

身体が健康であれば、心も健康になる。

そして自分が好きになる。愛おしくなる。

ぜひとも身体と心が確実に変わる、「ゆかりヨガ」を体験してみて欲しい。

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ゆかり先生のヨガは、現在オンラインで配信中。

ニューヨークのみならず、日本、あるいは全世界から参加可能です。

現在、火曜日、水曜日、木曜日、土曜日、日曜日のクラスあり。
参加費 $10から

問いあわせは、[email protected] に。

詳細は、yukarisyoga にてご覧ください。