ニューヨークからプロライター達がお送りする、「ここだけ」のおもしろ情報。

Archive for May, 2010

ブロードウェイのショウが定刻通りに始まることなどめったにないと承知しているわたしは、いつも開演予定時間の約5分前に劇場に到着する。 しかし、その日はいつもよりも遅く、アフロビートの創始者で政治活動家のフェラ・クティの半生を描いたミュージカル『Fela!』を上演している劇場にたどりついたのは、開演時間ぎりぎりだった。 万が一にそなえ早足で歩いたために切れた息を整えつつ扉をくぐる。 その途端、観客達の話し声と劇場中に溢れるビートの効いた音楽、色彩豊かな照明とアートの洪水に飲み込まれた。 舞台上では既にバンドが演奏している。 客席のノリやバンドメンバーの汗から判断すると、演奏は随分前に始まったようだ。 顔にアートペインティングをほどこした数人の女性ダンサーも、リズムに合わせて腰をくねらせている。 ダンサー達が身につけているのは、プリミティブなプリントの布を使った腰ミノのようなミニスカートや、レザーのボンデージ風ベルトでアクセントをつけたイカした衣装。 腰の動きに合わせて布やベルトが揺れ、カラフルな照明がその揺れを彩っている。 照明が照らし出すのは他にもある。 ダンサーの背後に見えるトタン板が貼りめぐらされた殺風景な壁と足場。それを縁取るコードと電球。 そして、そんな武骨なセットとは対照的に、舞台と客席とを隔てる見えない第四の壁を超えて客席にまで広がる大胆なアート。 舞台からセットがはみ出して客席に進出する美術は何度も見たことがあるが、これは今までに見たどれとも違う。客席も舞台の一部であるかのような不思議な一体感と奥行きが感じられ、ブロードウェイの劇場にいることを忘れさせるのだ。

ヴィダル・サスーン なんて輝かしい華麗な名前だろう。 彼の名前がつくだけでシャンプーであろうと何だろうと、カッコイイと感じてしまう。 ハサミで世界を変えた一人の男、ヴィダル・サスーン。 カット&ブローの革新的なスタイルを彼がクリエートするまでは、多くの女性が美容の奴隷だったのだ。 セットに週2~3日サロンに通いローラーを髪に巻いて寝るという生活から女性を解放したサスーン。洗ってすぐに外出できるカッコイイ、デザイン。 美容界はもちろん、女性のライフスタイルにも斬新な影響を与えたアーチスト、ビジネスマン、ヘアスタイリスト。

No.20 アリゾナのバカ白人勢力が人種差別を合法化

Categories: 怒りの鉄拳! 紐育バガボンドが斬る!(更新終了)
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周りを海に囲まれた日本では想像しにくいが、地続きの国境があるというのはどういう感じなのだろう? あいにくと、車や電車で国境を超えたことはあるが、アメリカとカナダとか、ヨーロッパ圏内でしか経験がないので「違う国に来た」という気があまりしなかった。 目に見える線が引いてあるわけではない、だけど一線を超えると、そこに住んでいる人たちの言語も文化も、そして人種までもが違う。さらにその2カ国の間に経済格差があったとしたら?

バンクシーが施した愉快ないたずら「EXIT THROUGH THE GIFT SHOP」

Categories: 夜の試写室
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今年1月のサンダンス映画祭で発表されて以来、巷でちょっとした話題になっているドキュメンタリーがある。先月よりニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコの3都市で公開がスタートした 「EXIT THROUGH THE GIFT SHOP」だ。 ちょっと変わったタイトルのこの作品、正体不明の名イギリス人ストリートアーティスト、バンクシー(Bansky)による最新のいたずらとも言っていい。

マジ苦「ダンデライオン」&ゴボウのような???「サルシフィ」

Categories: イボンヌの部屋
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今回のお題はダンデライオンとサルシフィでございます。 ♪ダンデライオン~♪とユーミンの唄(年がバレますわ)にも歌われたタンポポですが、野に咲く乙女チックな姿とは似ても似つかず、丈がダーッと長く、花もございません。 黒い方はゴボウのような根菜。 サルシフィ(Salsify)と書いてありました。ゴボウそっくりですよねぇ。 でも、ゴボウは英語でBurdockですし、これは一体ナニ? ちょっと失敬して、店先でかじってみました。ゴボウのような土臭さはありません。 辞書によると西洋ゴボウだそうです。 フーム、どんな味なのでございましょう?

ニューヨーカーの挨拶

Categories: 知っ得! イングリッシュ豆知識
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今日は英語に関連してある映像のご紹介。 ここに登場するお兄さん(英語の先生だそうだ)は、ニューヨーカーがどんな風に挨拶をするか説明してくれるんだけど、まさに私が毎日聞いている馴染みのあるフレーズばかり。 映像の前に、内容を要約すると・・・ まず、ニューヨーカーの挨拶の特徴としては、とにかく、みんな急いでいるので時間をかけず、省略して要点だけを言うってこと。

映画なんかで出てくるアメリカの卒業アルバム。 みんな、同じような笑顔を浮かべていません? あれって、聞いた所によると、鏡の前で練習を続けた彼らのキメ顔なんだそう。 その顔で何を演出したいかというと、爽やかさなんですね。 アメリカ人は清潔・健康が大好き。もてる男を見るとそれがよくわかります。少々ださくても結構。笑顔が素敵でマッチョ、清潔ならオッケー。 フランス男のセクシーなハゲや、セルジュ・ゲンズブールのけだるい魅力なんて彼らにはさっぱりわかりません。 そんな彼らにとって大事なものは、美しい笑顔。 美しい笑顔にかかせないのは、真っ白でそろった美しい歯でございます。 そこで必要になるのが歯科矯正。英語でブレイシズ(braces)と言う歯科矯正ですが、この国での普及率はものすごいです。大体みな子供時代にすませるのですが、もちろん大人もいます。

イマドキの子ども(子どもの日にちなんで)

Categories: ヒトコの小径
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通勤の車の中で聞いていたラジオで 「最近の子どもは、大人と対等に話ができて一見良さそうなんだけど、あれはなんだ?と思う時が多い」 という話になった。 そのDJによると、モールとかで親と一緒に来ている高校生などの態度を見ていると、酷いものだ、ということ。 「ボクが子どもの頃は、親とあんな風に話なんてできなかった。 親は絶対的な存在で、友達でもなんでもない。 尊敬はしていたけど、同時に怖い存在だったから」 ということ。 なんだ。 アメリカでも、昔はそうだったんだあ。

アメリカで、猫を飼う。No.6 『わが家のアダプション<その6>』

Categories: 米国ペットログ 肉球でプニ!(更新終了)
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「その1」でも説明したが、ペットシェルターの大きな活動資金源に「アダプションフィー」がある。 読んで字のごとく、シェルターから動物をアダプションした際に「寄付」という名目で支払うお金のことだ。 きちんと運営されているシェルターを維持するには、人件費そのものだけではなく、地代や消耗品の購入など、何かとお金がかかる。 ボランティアを使うことで人件費を削減できるように思えるが、そうとばかりも言えないのだ。 わたしが「その5」で、「正式な手続きが出来る職員が居ないから」と、当日のアダプションを保留されたように、シェルターには、ボランティアを指導し、責任をもってシェルターの運営を行う、「団体の正式職員」が存在する。 かれらはボランティアではなく、団体の職員として給与を受けている。 そのためもあり、大抵のシェルターはいつでも寄付を受け付けているし(注1)、アダプションフィーの額面は「任意」ではなく、金額が決められている(注2)。

オフィスランチは小鉢Bento

Categories: イボンヌの部屋
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リセッションでオフィスのランチも弁当持ちが増えたってことですが、私はずーっと前から手弁当派でございます。 最近ではニューヨークタイムズでキャラ弁がBento Boxとして紹介されておりましたし、アメリカで日本の弁当箱の通販サイトもあるのですよ。 「Bento」という単語もちょっとずつ浸透しつつあります。 といっても、私の場合はタコさんウインナーの入ったキャラ弁や手間ひまかけたお弁当ではございません。 残ったおかずが冷蔵庫や冷凍庫にダダーっと積んでありますので、朝、適当にバッグに入れるだけなのです。 和食中心で小さい容器が並んだ私のランチを見た同僚から「小鉢弁当」の名前をちょうだいいたしました。 それでは、オフィスランチの一週間をご紹介しましょう。