ニューヨークからプロライター達がお送りする、「ここだけ」のおもしろ情報。

Archive for August, 2009

私を変えた5人の男:第一回 恋は文化を超えない

Categories: 特出しコラム とびこみくん
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アメリカへ移住する際、「あぁ、アメリカとはこういうところなのだ」と実感する場面がある。 私のそれは、異文化恋愛という形でやって来た。 具体的に言えば、最初に本気で好きになった相手に「君とは結婚できないから、恋人としてつきあえない」と言われた瞬間だった。 当時の私は、都立高校とはいえ女生徒九割という特殊な環境を卒業し、フィラデルフィア郊外の小規模なリベラル・アーツ・カレッジで男女混合の寮生活に放り込まれたばかりにも関わらず、不覚にも同じ寮の向かいに住むハンサムで知的な黒人男性に早速心惹かれてしまった。 アメリカ育ちで独立心の強い母と、「女の幸せは結婚」などという古くさい考えに準じない父に育てられた私は、少なくともまだ十九歳の身で恋愛=結婚という概念は毛頭なかった。 こと、人間関係において日本独特のルールから解放されたいという願望から、開放的で進歩的なはずのアメリカで、自由奔放な暮らしへの期待に胸を膨らませていた。

相変わらず、不景気は続いている。 バジェットカット、レイオフ、仕事時間短縮、などなど。 本当に暗い世の中だ。 個人的には、日本でお世話になった人を亡くして、落込んでいたら、その直後にマイケル・ジャクソンまで逝ってしまった。 私の青春が、彼らと供に消えてなくなってしまったような感じ。 悲しい… と思いっきり暗くなっていたら、今度は、こんなニュースが飛び込んで来た。 「アニー・リーボヴィッツ、多額な負債で財産を失う?」 え? マジで?

No.11 ビールとバーサーとDice-Kと人種問題

Categories: 怒りの鉄拳! 紐育バガボンドが斬る!(更新終了)
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ようやく、一世一代のバカな大統領が去って、代わりに賢い大統領がホワイトハウスに来てくれたというのに、アメリカ国民の一部は相変わらずバカっぷりを全開させている。 これまでにもコイツらバカ米人は、エルビス・プレスリーはまだ生きているとか、人類は実は月に着陸していないとか、ダーウィンの進化論はウソで本当は神様がアダムとイブを作ったとか、くだらない戯言を心の底から本気で信じているのである。 たまに日本のマスコミまでが「これだけ本気で言っているんだから一理あるんじゃないか」とホロコーストを否定する説を取り上げては雑誌を廃刊に追い込んだり、9-11のテロは政府が仕組んだという説を信じて失笑を買ったりしているが。 こういうトンデモ説はconspiracy theoryと呼ばれて、トレンドもあったりするのだが、今一番ホットなコンスピラシーは、オバマ大統領は実はアメリカ生まれではなく、本当の大統領であり得ない、というもの。 オバマ側は、大統領選挙の前からこういった噂が出るたびに公式に否定、ハワイで発行された出生届を公表しているにもかかわらず、噂は消えない。

オタクの証明:グレイ・ガーデンズ探訪記

Categories: 特出しコラム とびこみくん
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「なんで自分がオタクだと思うの?」 自分のことを「オタク」と称してはばからないわたしを不思議に思った妹が、ある日そう質問してきた。 「え? 知らなかったの? じゃあこれを見てごらん。」 不信顔の妹を納得させるためにわたしが持ち出したのは、去年の夏にイーストハンプトンで撮ったあるお屋敷の写真。

黄泉の国から2009〜ちょっとはずれたパク・チャヌクの最新ヴァンパイア・エロ

Categories: 夜の試写室
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先日、7月14日はフランスの独立記念日バスティーユでしたが、そんな日にちょとだけふさわしい、今年のカンヌ国際映画祭でのPrix du Jury (パルムドール、グランプリに続く三等賞のようなもの)受賞作品THIRST (邦題:「コウモリ」)の試写会に行ってきました。 ふさわしいと言っても、その関連性は映画祭の開催地だけで、作品そのものは韓国映画。 監督はかねてから海外でも、オールドボーイを含む復讐三部作等でアート性の評価が高い、鬼才パク・チャヌク。カンヌではすでに常連です。 最近は大衆、インディともに流行のヴァンパイアもの。なかにはスエーデン映画のLET THE RIGHT ONE INのようにこれまでのジャンルの常識を覆すようなものも少なくありません。 こと、この作品に関しては、パク監督特有の非凡な映像センスに加え、フランス作家エミール・ゾラの小説「テレズ・ラカン」が原作ということでかなり期待は高かったのですが…。

No.8 新観光スポット ハイラインをバーチャル・ツアー!

Categories: 生にゅー! 生のNYトレンド通信
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この夏マンハッタンで大人気の観光スポットになっているのが、ザ・ハイライン。 元をたどればここは1930年代に作られた貨物列車が走っていた線路で、1980年に鉄道が廃止されてから、荒れ放題の空き地になっていたところ。 マンハッタンの西端を13丁目から34丁目まで高架になっていた跡地だったのを、NY市がパークとして再開発。 そして6月にガーンズボート・ストリートから20丁目まで第一セクションが公開となったのです。 では、実際にいったいどんなものなのか。 さっそくバーチャル・ツアーにレッツらゴー!