ニューヨークからプロライター達がお送りする、「ここだけ」のおもしろ情報。

Archive for May, 2009

スーザン・ボイルの話はもう既に知っている人も多いだろうけど、知らない人のために手短かに言うと、イギリスの隠し芸大会みたいなBritain’s Got Talentという番組で、スコットランドの田舎から出てきた小デブのだっさい中年オバサンがいきなり天使みたいな歌声で会場は総立ち、審査員が口あんぐりで、その様子を収めたビデオクリップがユーチューブで前代未聞のヒット数を打ち立てたという人。

先日、ニューヨークタイムズを読んでいたら、「’The Elements of Style’ Turns 50」という見出しの記事が目に飛び込んできた。 ウイリアム・ストランクJr.とE.B.ホワイト(注)共著の英語文章書き方心得本、”The Elements of Style”が出版50周年を迎えたというのだ。 わたしがこの本のことを最初に知ったのは、スティーブン・キングの「小説作法(原題”On Writing: A Memoir of the Craft”)」を読んだときだから、多分8年くらい前になるだろう。 「小説作法」の前書きその2でキングは(そう、彼はこの本に前書きを「その3」までつけている)、世の中の文章の書き方本のほとんどはクソみたいなことしか書いてないけど、ストランクとホワイトの”The Elements of Style”だけは例外で、クソはほとんどというか全くみつからない、と言っていた。 当時のわたしは、そりゃさぞかしすごい本に違いないと想像したもんだが、しかし、実際にページをめくる機会は訪れず、そのうち本のことはすっかり忘れてしまった。

こちらで出会うアメリカ人によく聞かれることがある。それは、「How do you like New York? (ニューヨークのどんなところが好きなの?)」そんなとき、私は決まってこう答える。「I like the diversity! (この多様性が好き!)」 たった一つの街にいながら、まるで世界を、宇宙を、またにかけるような経験ができる、未知なものに出会えるスペシャルな場所—。 これまでは大学のクラスメイトを通じていろんな文化を垣間みてきたが、卒業後のこれからは、イベントや人、食べ物などを通じて、引き続きニューヨークで出会う民族や文化、習慣を紹介したいと思う。

何だかスゴいことになっている(らしい)豚インフルエンザ。 テレビを付けると、もうこの話しで持ち切り(らしい)。 NYの学校などでは、かなり前から早々と、父兄へ警告のお手紙が配られていたそうだが、多分、他の地域では、アメリカ人の意識は、まだまだ日本人のレヴェルには達していない。 実際、日常会話で、豚インフルエンザについて「怖いわねぇ」と言って来るアメリカ人は、私の回りでは皆無だ。 普段は、健康フェチの夫でさえも、この話しは、全然しない。 「9/11」時もそうだったように、メディアは人々を不安にする為に、過剰報道をしているだけ、と逆に批判的だ。

ニューヨークでは、こういうのはっきり言って日常茶飯事で、街行く人々も慣れっこになっているが、それが、ちょっと離れた小さな田舎街での話しとなると、人々の反応も全然違う。 ここは、ノースキャロライナ州ダーラム市。 オーランド・ブルームが主演の「Main Street(邦題未定)」というハリウッド映画の撮影が行われている。 政府関係の建物が並ぶダウンタウンの辺りでは、3月から、街をあげての一大イヴェントであったわけだ。 たまたま撮影現場に居合わせることになった私は、オーランド・ブルームの鼻息をも感じることができるという幸運にも恵まれた。 今や、ブラピよりも人気が高いというオーランド。 とっても気さくで、「可愛い」という印象だった。

4月20日に発表されたのが、恒例イギリスの “The Restaurant Magazine”誌 による「サン・ペレグリーノ 世界のベストレストラン50」。 1位は4年連続で、スペインの「エル・ブジ」に栄冠が! 2位はイギリスの「ザ・ファット・ダック」 さーて、その他はどんな顔ぶれでしょうか。 発表です。 ぷがぷが、どんどん。