ニューヨークからプロライター達がお送りする、「ここだけ」のおもしろ情報。

Archive for December, 2008

猫を亡くしたことでできた心の穴は、猫でしか、いやせない。 …という名言が、猫飼いの間にはある。 わたしもまた、その名言をかみしめることになった、猫飼いのひとり。 2007年の10月に、日本から一緒にやって来た愛猫(享年12歳)を亡くして数ヶ月後の、真冬。 四十九日を終えてしばらくの間、うんと考えた結果、やっぱり、わが家に猫を迎えることにした。 亡くした猫にしてやれなかった分まで、自分に縁がある猫を幸せにしてやりたい…と、そう思ったから。

果たして、ハリー・ポッターことダニエル・ラドクリフ君はアメリカで人気があるんだろうか? ダニエル君のブロードウェイデビュー作「エクウス」(注1)を観た後、ワタスの頭の中はそんな疑問でいっぱいになった。 と言うのも、ハリー・ポッター人気のおかげでチケットは早々に完売するだろうというワタスの予想は見事に外れ、tktsではほぼ毎日半額チケットが売られているし、当初は無かった学生用の格安ラッシュチケットも10月末から販売が始まったし、ボックスオフィスではなかなかの良席が割引お値段ですいすい買えちゃうし、劇場では空席がポツポツ目立つし、ハリー・ポッターファンと思しき若い観客の数も少ないのである。

アメリカではサンクスギビングの夜、みんなでターキーを食べた翌日の金曜からクリスマスのショッピングシーズンが本格的に始まるので、お店の方も一人でも多くの客を呼ぼうと必死の安売り商戦を繰り広げる。先着何名様はさらに割引とか、あるいはどこよりも早い時間に店を開けようとするうちに、最近はどこもかしこも朝5時開店はあたりまえ、電化製品は半値、持ってけドロボー状態。「そんなにしてまで買い物させたいのか?」と呆れるしかない。

先週は、サンクスギヴィングの祝日だった。 私にとっては、16回目。 しかしながら、この祝日。 いつまで経ってもイマイチ馴染みが薄い。 多分、今まで一度も料理をしたことがないからだ。 特にここ12年ぐらいは、毎年ロングアイランドの夫の実家で過ごしている。 今年も当然、帰るんだろうな、と思っていた。 しかし意外にも、初めて家族水入らずでこの祝日を過ごすことになった。 え? じゃあ、サンクスギヴィングディナーはどうなるの?

ほんっとおおおおおおに、アメリカ人はヴァンパイアが好きだ。 もしかしてマクドナルドより、アップルパイより、ベースボールよりヴァンパイアが好きかもしれない。そのくらい好きだ。 まあ、今でも多くの死体が棺桶にいれられて地下に埋められている土地柄のせいかもしれないが、映画でもテレビでも、毎年ヴァンパイアものが作られている。