ニューヨークからプロライター達がお送りする、「ここだけ」のおもしろ情報。

Archive for April, 2007

No.8 小さくなったアメリカンドリーム

Categories: OL脱出!NY業界体当たり日記(更新終了)
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一昔前、日本人がアメリカへ、それもニューヨークへ渡ると言ったら、それはそれはものすごい挑戦で、一世一代を賭けた大冒険!だった、はず。 親戚一同が成田空港まで見送りに来たりして、田舎のおばあちゃんは「敗戦の恨みを晴らして来い、成功するまで戻ってくるな」と涙を浮かべ、飛び立つ飛行機を見送りながら日本の国旗を振ったかもしれない。 ま、そこまで極端ではなくても、たかがほんの10年、20年前でも、今とは違うレベルの決意が必要だったに違いないわ。だから、あたしよりもずっと前に渡米して活躍してるニッチの先輩方はすごいなぁ、と心から尊敬するわ。

ドラマツルギーのお手本『善き人のためのソナタ』

Categories: 夜の試写室
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邦題は「善き人のためのソナタ」 英語版は「Lives of Others」で公開されました。 アカデミー賞外国語映画賞をゲットした、泣かせ映画の決定版です。 きちんとツボを押さえて泣かせるようにつくってありますから、泣けますよ、まじ。 わたしはラストでダダ泣きでした。

フランク・ミラーちゅえば、あの「シン・シティ」の原作と監督で有名な、アメリカのコミック・アーティスト。この作品の原作は、かれが映画「The 300 Spartan(邦題『スパルタ総攻撃』、1962年)」にインスパイアされて創ったグラフィックノベル(※)。 ペルシア戦争の戦闘の一つ、「テルモピュライの戦い」が元の史劇フィクションで、タイトルの「300」っちゅーのは、時のスパルタ王・レオニダスが出兵した際、伴った軍勢の頭数なの。 クセルクセス1世の率いるペルシアの大軍に、たった300人の軍勢で挑むレオニダス王の『愛と勇気と根性の漢前な物語』、それが「300」のおハナシ。