ニューヨークからプロライター達がお送りする、「ここだけ」のおもしろ情報。

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No.36 共和党とお茶会の標的はマイノリティーだけでなく、過半数の女性も

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もしアメリカは男女平等で、しかもレディーファーストの国だと信じているのなら即刻考えを改めた方がいい。 この国の共和党とお茶会連中は、1920年に制定された憲法修正第19条で女性が勝ち取った参政権をさえ剥ぎ取ろうと画策しているのだから。 Read more

No.35 赤い州の白人男が熱心なのは法律で女性をレイプすること?!

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4年に1度の大統領選を今年11月に控えて、アメリカは赤い州と青い州の2つの国に分かれていることがますますハッキリしてきた。 私が住むニューヨーク州は、青い州の中でもいちばん真っ青で、どう転んでも民主党(日本の民主党とはかけ離れているのでデモクラッツを呼ぶ)の候補しか当選しないし、今回もニューヨーク州の大統領票はオバマに投じられるので、オバマ大統領がニューヨークにやってくるのは、再選のための選挙運動ではなく、寄付金を集めに来る時だけである。 Read more

No.34 実はアメフトなんてそっちのけで楽しむスーパーボウル

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スーパーボウルと言えば、アメリカ国内では視聴率でアカデミー賞を凌ぐほどの人気番組だ。 なぜかといえば、国民全部がアメリカンフットボールに興味があるからではなく、ハーフタイムショーがお目当てだったり、コマーシャルを見たくてつけているというのもあるが、要するにこの日は、対戦するチームのファンはともかく、そうでなくても誰か仲間うちで大型スクリーンを持っている人の家に集まってパーティーをやりながら、だらだらと観るのが主流。 Read more

No.33 嫌われミットの正体がどんどんバレる大統領選挙

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年が明けて、11月の総選挙に向けた大統領戦が本格化した。 共和党の候補者たちがディベートを繰り返すのを観ていると、日本と同じで、人材不足なんですね、という残念な気持ちになる。 Read more

No.32 オキュパイ運動と1%を代表する大銀行の関係

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9月17日にこのニューヨークの金融街であるウォールストリートの一角で始まった「オキュパイ」運動は、その後も衰えを見せぬまま全国各地に広がり、カリフォルニア州オークランドでは警察との小競り合いからゼネストにまで発展している。 結局のところ彼らが何を要求しているのかわからない、と責める意見もあるようだが、それはオキュパイ運動に加わる人それぞれを突き動かしている問題が多岐に渡っているからだろう。 単なる借金の踏み倒しや特定の法律制定ではなく、もっと社会を根幹から変えるべきだと思っている人がそれぞれ問題提起しながら参加しているために、どうしてもそうなりがちだ。 その運動のひとつとして、かなり具体的な行動がともなったのがBank Transfer Dayなどと呼ばれている運動だ。

ニューヨークで「ウォール街を占拠せよ」という奇妙な名前のデモが始まったのは9月17日のことだ。 タイミングとしては、ちょうど9-11のテロから10周年、リーマン・ショックから3年が過ぎた時期にあたる。 最初はニューヨーク証券取引場の前で数百人の若者が集まったに過ぎず、刹那的なイベントとして終わるかのように見えた。 マスコミは当初これをほとんど無視した。 ウォール街を占拠するほどでもないと高をくくり、そして何が目的でデモをしているのかもわからずに… ところが、この運動はリーダー不在のまま、様々な労組の賛同を得たり、ノーム・チョムスキーやジョセフ・スティグリッツといった60年代のヒッピーが中心になっていた反戦運動の勇士たちが応援したりしている。 マイケル・ムーアのような有名人が立ち寄り、怪気炎をあげたりもしている。Fox以外のテレビ局もさかんにとりあげるようになった。 週末や平日のデモでも事前の告知があれば数千人が参加する規模に膨れあがったりしながら今も続いている。

5日金曜日の夜、大幅に下げて混乱を来した株市場が一段落した頃、錯綜した米国債格下げのニュースが次々と入ってきた。 格付け会社のひとつ、スタンダード&プアがアメリカ国債の格付けをワンランク下げようとしているだとか、その判断材料の資料で2兆円規模のミスがあったのを指摘されたとか、様々な速報が飛び込んできたが、結局トップのトリプルAからAA+へと1ランク落とされた。 スタンダード&プアの説明によれば、その理由のひとつとして米政府の赤字上限の引き上げを巡ってギリギリまで国会で揉めていたことが挙げられている。

No.29 中絶反対運動が行き着く先は医師の殺人と民度の低下、そして国庫赤字

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今アメリカが直面している最大の政治問題はなんだろうか? アフガニスタンやパキスタンにおけるテロとの戦い? イスラエル・パレスチナ問題? マイホームローンの破綻による不況対策?  意外にも、この国のティーパーティー、つまり保守的な田舎の政治家がやろうとしていること、それは健康保険制度の改正でもなければ、雇用を増やす不況対策でもなく、国家予算赤字の削減ですらない。 各州、各自治体のレベルで様々な法案が出され、着々と進行しつつあるのは、実は女性の中絶を阻む動きである。

まだまだ本格的に次期大統領選が始まってもいない段階では、とうていありえない輩が名乗りを挙げるものだが、最近の共和党は有望な候補が全くいないせいもあって、とんでもない魑魅魍魎がいたずらに立候補するかもしれないといっては、注目を集めたがるのでこまる。 中でも、目立ちたがりバカの末期症状で、変な形のカツラを通して脳みそが溶融しているのが透けて見えるのが最近のドナルド・トランプ。 こいつが不動産王だったのは80年代のバブル期の話で、その後は経営するホテルもカジノも火の車、倒産するぞと銀行を脅しては借金を踏み倒してきただけの男である。

No.27 オバマの沈黙、民主党の自滅

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チュニジア、エジプト、そしてリビアの反政府運動は、アメリカにとって何を意味しているのか。 ネオコンどもは、ノーベル平和賞をもらったにもかかわらず、オバマ大統領が無能だからこんな混乱が起きた、などとデマをとばしているが、つまりはこういうことだろう。 ブッシュ政権時代の中東政策があからさまに失敗し、終焉を告げているということだ。 ベンアリにしろ、ムバラクにしろ、カダフィにしろ、なぜ国民が貧困に喘いでいるのに、巨万の富を独り占めできていたのか? 全てイスラエルと油田の利権を守りたいアメリカが、独裁政権に援助金という名の袖の下を渡し、サポートしていたからだ。