ニューヨークからプロライター達がお送りする、「ここだけ」のおもしろ情報。

長女11歳のバースデイプールパーティー

On: ヒトコの小径


お友達が書いてくれたバースデイポスター。なんともアーティスティックなテイスト。


毎年同じものだけど、お友達&子どもたちの大好物。今年もあっと言う間になくなった。

「マミー、私のママでいてくれて、ありがとう(Mommy, thank you for being my mom!)!」

バースデイパーティーが終わって、さらにスリープオーヴァーの準備をしていた時、長女が何気に私に言った。

もちろん、プールパーティーが楽しかったんだろうし、その後のBFF(Best Friends Foever)とのスリープオーヴァーが嬉しくてたまらず、そういう気持ちを表すために思わず口から出た言葉がそれだったんだと思う。

率直に彼女の幸せな気持ちが、そのような言葉として出てきたという事実が、とっても嬉しかった。

いろいろな思いを書こうと思っていたのだけれど、正直、全部トンでしまったな(w)。

もうこれだけで胸が一杯。
ありがとう、長女!


本当のバースデイは、6月14日。
今年も学校が終わらないうちに計画してよかったね。大勢のお友達が来てくれました。
心配されたお天気も良好。兎に角無事に終わってほっとした。


プールサイドでくつろぐガールズ。


ピッザタイム!


グループ写真も撮らないとね。あら、でも数名ミスしてるかも。

みんなが小学校5年生(今週小学校卒業です!)そろそろ初潮を迎えた子どももいたりして、女性へと体つきも変化してくるお年頃。
ちょうど、仲のいいお友達から、こんな本を読ませるといいよ、と教えてもらったばかり。

特に後者は、親も一緒に読むと非常にためになるらしい。

アメリカの子どものバースデイパーティーは、たまに行き過ぎていると思われるぐらいに、派手にお祝いされる。
かなり子ども天国。

親は、兎に角、一生懸命に子どもが喜ぶことを計画し、山積みのプレゼントや有り余るケーキやスィーツで場を盛り上げる。
子どもの嗜好や興味に合わせて、パーティー会場を選び、余興でマジシャン、ダンサー、ストーリーテラー、バルーンパーソンなどを雇ったりして。

今まで行ったバースデイパーティーで最もすごいと思ったのは、自宅(ニューヨークのウェストチェスターにある豪邸)がサファリパークになっていたパーティー

いつものお宅へ行ったら、本物のライオンとかがいて、びっくりした!

お母さん曰く、

「うちの子ども、動物が大好きなの〜」

と言うこと。

それで、本物のライオンを自宅に連れてくるってどこまですごいの?
と感心した(半分呆れるというか)。

もう一つ、すごいなと思ったパーティーは、子どもが1歳になった時の「初めてのバースデイパーティー」で、レストランを借り切ってのまるで、結婚式のようなパーティー

こちらは、NYロングアイランドでの話。

呼ばれる方は素晴らしいお料理などでもてなされ、ありがたかったが、お金かかってますー、という感じのパーティーだった。

しかも、家族3人で行われるケーキカットが、 芸能人の結婚式のようだった。

パシャパシャとフラッシュを伴うカメラの音と写真を撮る人だかりで、セレブの記者会見という感じだった。
一般人とは思えない派手さに、なんだかちょっと勘違いしてるような節もあったけれど、でもまあ、家族の記念になるわけだし、別にそれはそれでいいのかな?と思ったり。

うちは、そういう派手なバースデイパーティーは一切したことがない。

いつも自宅で比較的少数のお友達とお祝いするのがトラディションとなっている。地味だけど、濃い(w)。その方が、久しぶりに会う友達ともじっくり話もできるし、楽しいもんね(どちらかというと、親のためだったりして)。

それでも毎年3人のためにかなり母としては、頑張っていたんだから。

ケーキもお料理も全て自家製だし(最近は、ピッザをオーダーしたいと子どもたちが希望するので、そうしているけど、アメリカの子どももぱくぱく餃子とかカレーとか食べてくれる)。

誕生日とは、年齢を重ねることを祝うだけではなくて、まずは、自分が生まれてきたことを親に感謝する日である、と誰かがそう言っていたが、アメリカでは全てが子ども中心で、そんなことをしてもらえる日なんてやってくるのか?なんて思ったりね。

個人的には、ここに来てようやく、大変だった育児へのご褒美だなと思えることが増えてきたので、親としてはとても嬉しい。今までしてきたことが、とりあえずは間違っていなかったんだなと思える。

アメリカのバースデイパーティーのあり方も、だんだん子どもが大きくなってくると、やや変化が現れるお年頃。

もちろん、バーミツバ/バトミツバ(ユダヤ系)やスィートシックスティーン(クリスチャン系)など「大人の儀式」は、それはそれは盛大に行われるのだけれど。

派手なパーティーをしていた家庭に限って「No Presents, Please.」などと招待状に書いてくるケースも増えるのだからなんか、極端(それでも小さいプレゼントを持っていくケースもあるけれど)。

ティーンエイジャーになり、コミュニティー活動(ボランティア)をするように学校からも奨励されるようになると「プレゼントの代わりに私がサポートする◯◯ノンプロフィット団体へ、寄付をお願いします」となったりもする。

うちでは、まだまだそこまでの意識に子どもたちが至ってはいないのだが、アメリカで育つとは、一見スポイルされていると思うことも多いが、しっかりと育つ子どもも多いんだ、とここでまた感心する。

子どもの16歳の誕生日に車を与える親も多いが、これは、子どもを甘やかしているのではなく、この裏に隠された本当の意味は「車を買ってあげるから、もうしっかりと一人立ちして頂戴ね。親の手を煩わさないで生活すること。そして、親の予定に関わらず一人で仕事に行けるのだから、しっかりと働いて、ガソリン代やできれば車の保険料なども自分で払うこと!」ということだったんだ。

車社会での基本的な責任を任せるということか。

先輩ママ友からは、結局はそのほうが、生産的で自分たち親も、自由になれるし、2年後ぐらいには、「元」が取れる、ということだ。

最後が切れていますが、アメリカでは歌の後に、「Are you 1?」から始まって、誕生日を迎えた人の年齢まで続けます。
彼女の場合は、「Are you 11?」でストップ。


今年のバースデイウィッシュはなんだったのかなあ?大体想像はつきますが(w)。

今年のプールパーティーでは、ママ&パパ友たちとも久しぶりにいろいろとアップデイトできてよかった。

以前、デートに誘われていたシングルパパ友は、こちらがどうやって断ろうか?と考えている間に、とっととオンラインデートで知り合った地元のシングルマザーと婚約した、と子どもから聞いていたので、お祝いを言ったりね。

一時を境に、テキストが来なくなったなあ、と思ったら、そういうことだったのか(w)。

やはりシングルマザーで、ずっとオンラインでいろいろ楽しんでいたママ友も、とうとうステディーの彼が見つかったらしい。この秋には、同棲を始めるらしく、幸せそのものの顔をしていた。

道理で、この間もFBでリア充そのものというポストをアップしていて、何かあったなと思ったけど、それもそういうことだったか。

幸せな人がいるかと思うと、最近別居し、離婚に向けて取り組んでいるという人もいた。

リレイションシップ一つで、人生が左右されるって、悔しいけど真実なんだ(溜)。

たった一人の人との出会いや別れで、人生がバラ色にもなり暗黙にも包まれたりする。

人生いろいろ。

というか、そういうお友達の家庭の事情は、実はあらかじめ長女からも聞いていてので知っていたのだけれど、子どもが言うことなので、何処まで本当なのか?と思っていたが、かなーり正確に細かいところまで、正しく理解し伝えている、ということが確認できた(w)。

ふむ。小学校5年生ともなるといろいろなことわかっているんだな。

女の子は特に、BFF同士の間には、「秘密」はあり得ないわけで、どんなことでも「報告し合っている」んだろうな(汗)。

弁護士に費やしたお金のこと、養育費、親の家のローンや学生ローンのことから色恋事情まで、全て、知っている。

私も、同棲を始める彼女の車と学生ローンがあといくら残っていることだって、彼女の子どもから直接聞いて知っているし(探りを入れたとかじゃなく、勝手に話始めた、w)。
特にひとり親の場合は、経済的なことなど子どもにもしっかりと言っておいた方がいい、と前から先輩ママ友たちには言われていたのだが、こんな風に人にペラペラ喋られたのではたまらない

よかった、私は、そういう忠告とは裏腹に、子どもには具体的な金銭的話はしていない。

それにしても、きっとうちの事情も、いろいろと知っているんだろうな(汗)。

怖いなあ(っていうか、最近は、そういうのも含めてもうどうでもいい、っていう具合の開き直り人生になってるんだけど、w)。


で、お決まりのセルフィー!本来のグループ写真よりもいい表情が撮れますね。

パーティー真っ只中、くるりとみんなが私の方を見ていたので、何かと思ったら、長女が

「マミー、ブリトニーのパパ、どう思う?好き?デートに誘われたら行くでしょ?
ブリトニーのパパ、マミーのこと、すごくナイスって言ってたって。
私たち、姉妹になれたら、すっごい楽しいと思う〜!
だから、デートして〜!マミー、お願い〜」

と言った。

なに、なにぃ?

そうやって、みんなで、人のデートの仲介人になろうと企んでるのね?
ブリトニーもニコニコしてるし。

だったら、すごいかっこよくてお金持ちのシングルファーザーを紹介してね(w)。
と思ったら、いきなり自分たちの話になって、

「私はもうボーイズはこりごりよ。多分12年生ぐらいになるまで、誰とも付き合わない。
だって、トゥーマッチドラマじゃない!」

とか言っている。

いやあ、これが、小学校5年生の会話ですか?よくわかってますね(爆)!

そうよ、中学に入ったら、ボーイズよりも、まずは、お勉強を頑張るのよ〜。
(私は仕事に精を出すからね!)

親同士で地味ながらにも盛り上がったのは、なんと老後の話

というか、まだまだ彼らは私よりも若いはずなんだけど(30代の人もいるし)、なんと言ってもイマドキのアメリカは、大統領までがホワイトハウスで親と同居する時代になったし、やはりみんなサンドイッチ世代というか、親の世話なり介護なりをしている人も増えているわけで、そうなってくると自分の老後のことも心配になるらしい。

アメリカでは、18歳になったら自立して家を出るという習慣があったのだけれど、ここ数年では、景気のためにそうは言ってられないケースも増えている。一度、家を出た子どもが、実家に戻ってくる場合もあるようで、そういう人たちは、ブーメラン世代と呼ばれているのだそうだ。

なるほどね。確かに回りを見ていても、そういうご家庭も多くなってきた。

つまり、どこの国でも似たり寄ったりだなと思えるわけで、自立した個人主義であった、アメリカでさえも、老後はやはり子どもに頼るしかない、という考えが浸透してきているようだ。

そういうことから、結論としては、

「自分たちが年取った時に、介護してもらえるように、今のうちから子どもにも優しくしておかないと」

ということになるらしい。

へぇ?
これもアメリカ人的ジョークか?

私は何を隠そう、高齢になっても絶対に子どもの世話にだけはならないと決めているんだけれど、甘いかな?

現実的な話として、仕事の福利厚生で、高齢になって医療サービスを受けなければならなくなった時のための保険にも入っている(と思う)。寝たきりになったり、介護が必要になった時には、プライベートナースも雇えるようになっている(と思う)。

その保険がある限り、私は老人ホームだって、ホスピスだって入れるもんね、とたかをくくっていたのだけれど、あとで、いろいろと確認しないと(汗)。

なんだか切実だな。


お友達からもらった「iPhone 6」用ケースに喜ぶ長女。
入れる中身を持ってないのにどうするの?

どんなに幸せそうに見える家庭でも、いろいろな事情や「課題」があるんだなとつくづく思う。

親同士でそういうヘビーな大人の会話をしながら、目では子どもたちの純真な姿を追っている。
親の複雑な心境なんて知るすべもなく、みんなで楽しく大はしゃぎをしている。

日常の中でこんな風に安らぎを感じることは、ちょっと前まではあり得なかったのに、きっとこれも、ご褒美の一つかな。

つまるところ、毎日の平凡な生活にご褒美が転がっていることに気づくようになったのだから、私もずいぶんと成長したんだと思う。

嬉しい!


Photobomb じゃないよ!一緒にセルフィー撮ろうね、と言って撮った写真なのに〜(汗)。
やっぱりガールズの仲間には入れてもらえないのかなン?


それでもめげずに、もう一回(w)。

来年度(9月)から、長女も中学へ進学し、またスクールバスに乗れるようになる(ここ数年は越境していたため、送り迎えが必要だった)。

やったー!これでもう、毎朝のお勤めも終了するぞ!
一つ一つ、確実に親としての役割が減っていく感じ(注:精神的な心配は増えるらしい)。


My Princess Lilly. お誕生日おめでとう!

今年のはじめに怪我を患ったため、最近は、子どもの健康と共に、自分の健康も願わずにはいられない。
健康は富なり(Health is wealth.)とは正しい。とにかく健康第一だ。

いろいろと老後の心配する前に、自分の健康維持に心がけないとね。


2015年の母娘のツーショット

今週末は、長女(小学校)と次男(中学校)の卒業式を控えている。
末っ子の長女が小学校を卒業するということは、私にとっても、子ども3人が長年通った小学校ともお別れするということになる。

今週は、そういうわけで、仕事の合間に、小学校にて感謝をこめて「最後」のボランティアなどする予定。
細かい状況は変りつつも、なんだかんだ言っても子育てはまだまだ現役続行中だ。

当分は、これからも忙しい毎日が続くのだろう。

(後日談)
この原稿を書きながら自分でも気持ちが盛り上がっていた時に、長女にお返しとして「リリーちゃん、マミーのところに生まれてきてくれて、ありがとう!(Thank you for being born to be my daughter.)」と言ったら、なんだかケラケラ笑いだした長女。

え?
なんで笑うの?

と聞くと、

「うーん。ちょっとねー」

みたいな。

だって、リリーちゃんだって、そう言ってくれたでしょう?

というと、

「私はマミーが一生懸命いろいろやってくれてるから本当に、心から、そう思ったんだけど、マミーがそう言うのって、ちょっと違う」

だって。

「マミーが言うとね、そのぉ… コーニーっていうかね(corny)」

だそうです(汗)。
あー、もう長女、パワー全開だな。

上山仁子のHP:http://www.hitoko.com/
上山仁子のブログ:http://ameblo.jp/nymommy/

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