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No.83 23才年上の女性監督に一途な恋~アーロン・テイラー=ジョンソン

On: セレブの小部屋

最近の中年女性は、見た目が実際よりも若くて綺麗な人が多い。
50を過ぎた私の親友はまさにそう。独身で、まだまだ女盛り。

美女はいつか家族を持ちたいと願っている。
そんな彼女の悩みは、声をかけてくる男性が20代や30代だということ。反応は相手も同じく、彼女の年齢を知るとひいてしまうケースも。

「でも、アーロン・テイラー=ジョンソンのようなケースもありだからね」と、私は彼女を励ます。

『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』(2009年)で、ジョン・レノンを主演して注目されたアーロン・テイラー=ジョンソン
なんと、その作品の23歳年上の女性監督サム・テイラー・ウッドに恋してしまった。


ジョン・レノンに扮した『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』

真面目な彼はすぐに結婚。
自分の名前/芸名まで“アーロン・ジョンソン”から、彼女の苗字をとって“アーロン・テイラー=ジョンソン”へと改名。

以前との夫との間に2児を授かったサムだが、時間切れになる前に彼女はさっさとアーロンとの子供を2人、高齢出産。
現在24歳のアーロンは、現在47歳のサムとの間に産まれた2人の娘たちと、彼女の連れ子2人、計4名の子供たちの父親となった。


アーロン・テイラー=ジョンソンと妻サム・テイラー・ウッド

それがスキャンダルとしてマスコミにとりあげられてしまったので、それは彼にとって、かなり繊細なトピックとなっている。

そんなことは知らなかった私は、『ゴジラ』で、フォード・ブロディ大尉役で主演した彼に、気軽に聞いてしまった。

「あなたの人生において、仕事よりもいちばん大切なのは、やはり家族でしょうか?」

と、話のなりゆきで聞いた途端、部屋の隅に黒子のように控えめに下を向いて座っていた広報係がキッと顔をあげて私をチェック。いきなり部屋の空気が変ったので、私はビックリ。

あれ、家族の話題はタブーだったわけ?

ところが、アーロンは一瞬、目を大きくして私を見つめたが、すぐに、あっさり語ってくれたのだ。

“Family is my everything to me. That is my life, my love.”
「家族は僕の全て。家庭が、僕の人生であり、僕の愛である」

と、語る彼の一途な目。

サムと子供を持つことも、彼がおしたことだというが、彼女はそんな一途な彼の純愛におされてしまったのだろうなあ。

「僕が『ゴジラ』で演じたキャラクターは、人々が共感できる役柄だ。
なぜなら彼は、人生でなにが本当に重要なのかを認識していくから。
人によっては、それが分かるまで人生すべてを過ごしてしまうのだけどね」

でも、アーロンの場合は、若くで、それを悟ったというわけだ。

「人生でもっとも重要なことは、家族愛を持つことだ」

と、きっぱりと語る彼。

なんとも純粋な、恋する男。


映画『ゴジラ』に主演するアーロン・テイラー=ジョンソン

「これに出演同意したことは、僕にとってベストの選択となった。
結婚して、23歳で4人の子供の父親となった僕だ。
僕が演じたキャラクターも若くで父親となった人物だから、共感が持てたんだよ。そんな役柄を演じられることは、かなり稀なことだった」

『ゴジラ』で彼の妻を演じるのは、同世代の女優エリザベス・オルセンだ。
次回作『アベンジャー/エイジ・オブ・ウルトロン』では、そのオルセンと夫婦でなく、双子の兄弟として再共演する。

『キック・アス』でもおなじみの売れっ子の若手イギリス人俳優アーロン・テイラー=ジョンソン。

仕事も私生活も、順風満帆。


アーロン・テイラー=ジョンソンと妻サム・テイラー・ウッド

Copyright: Yuka Azuma 2014