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留学希望者必見!アメリカの大学でよく扱われるトピック

On: 知っ得! イングリッシュ豆知識

大学ではよくControversial(論争の的となっている、意見の分かれる)なトピックでディベートやディスカッション、プレゼンテーションにエッセイ(論文)などの課題が出される。

もしアメリカ留学をしたいなら、そういうトピックについて賛成派・反対派の主な意見を把握しながら知識を得ておくべきだろう。

そしてこちらの生徒は、自分のスタンス(賛成なのか反対なのか)を決めている人が多い。重要なのは、なぜ賛成なのか反対なのか、その理由もちゃんと言えること。

一度、教授がクラスの全員に「クローニングについて賛成?反対?」と聞いたとき、みんなすぐにどちらかを答えた。私は賛否両方の主張は知っていたけれど、「自分のスタンス」としては特に決めていなかったので、どっちつかずの回答になってちょっと恥ずかしい思いをした。

別に賛成でも反対でもなく中間だっていいんだけれど、「こういう理由でこう思う」と、とにかく自分の意見はこう、というのを求められる。大統領候補もControversialなトピックに関しては、自分のスタンスを表明するもんね。

ちなみに私が在学中、授業でもっとも頻繁に扱われたトピックは…

– Abortion: 中絶
– Death penalty/Capital punishment: 死刑
– War, Terrorism: 戦争、テロリズム
– Gun control: 銃規制
– Discrimination: 差別(人種、年齢、性別、収入、学歴他)
– Cloning/Stem cell research: クローニング、幹細胞研究
– Evolution: 進化論

他にも、社会問題やさまざまな意見が飛び交っているトピックとしてはこんなものがある。さあ、あなたはどれくらいこれらのトピックについて知っているかな?

– AIDS
– Alcohol/Drugs/Tobacco
– Animal Testing
– Alternative Energy
– Breast Cancer
– College Tuition
– Domestic violence
– Drunk driving
– Euthanasia/ doctor-assisted suicide
– Education reform
– Endangered species
– Environmental pollution/ Global warming
– Food safety/ Pesticides
– Home schooling
– Human rights
– Identity theft
– Immigration laws
– Juvenile murders/ pregnant
– National health system
– Nuclear weapons
– Organ donation
– Pornography/ Prostitution
– Space exploration
– United Nations
– Voting in elections
– Women in the military

しかし、こうやって社会問題を羅列すると、たくさんありすぎて「どよ〜ん」とした気分になっちゃうな。しかもこれらのほとんどは、アメリカに限らず多くの国に共通の社会問題。

日本だったらエイズや銃の代わりに自殺や引きこもり、偽装包装とか?いずれにせよ明るい話題じゃない。

ちなみに大学生に限らず、こちらに住んでいる人は、社会問題に対して自分のスタンスをはっきりさせている人、実際に行動を起こしている人は多い。「自分は社会の一員」という市民の自覚が日本より強いと思う。

大学の話に戻るが、ビジネス系クラスで登場回数の多かった企業は、
– Enron & Arthur Andersen
– Wal-Mart
– McDonald
– Philip Morris
– Ford/GM/Toyota
この他、Fortune 500の上位企業。

一見Controversialなトピックとは関係ないと思った数学のクラスでも、「地球温暖化は自然現象という意見がある。ではグラフを使って検証してみよう。」なんてときもあった。(面白いことに、その時使ったデータでは自然現象という結果が出た。)

また、私はイラク戦争反対なのに、英語クラスのディベートでは、賛成の役でディベートをしたことも。エッセイを書くときも、やはり賛否両方の意見を知る必要がある。

それから、トピックではないが、知っていれば知っているほどアメリカでの勉強がスムーズになるのは、これらの知識。
– American history(アメリカの歴史)
– U.S. Constitution, court system, political system(アメリカの憲法や裁判・政治の仕組み)
– Christianity/Bible(キリスト教と聖書)
– Ethics(倫理学)も、会計や看護、コンピュータなど、分野を問わず出てくる。

ということで、アメリカ留学を目指すあなた!ニューヨーク・タイムズやCNNなどでせっせと情報収集を!そして、自分の意見を考えてみよう!

Sally, ブログも書いています! 
NY日記COLORS http://nycolors.exblog.jp