ニューヨークからプロライター達がお送りする、「ここだけ」のおもしろ情報。

No.7 今どきの、インなエコファッションとは

On: Fashion and the City(更新終了)

いやー、すごいです。NYにおける最近のエコブーム。あのロックフェラーセンターのクリスマスツリーも、今年からは省エネLEDに電球を変えたほど。

一般的な浸透もさることながら、なんといってもすごいのはファッション業界。トレンドは常にファッションから、と言わんばかりにエコを推奨しております。

今年9月のNYコレクション中もそれは変わらず、インビテーションをEメールですませたり、会場の空調をセーブしたりするブランドが多く見られました。
タクーンやフィリップリムといった人気ブランドも、毛皮を使用しない、バックステージで出すスナックはオーガニックといったこだわりぶりを発揮。

他のアメリカの都市ではわかりませんが、ファッショニスタが多いNYでは、確実にエコファッションがインとなっております。

エコファッションと聞けば、某元総理大臣の半袖ジャケットを筆頭とするやぼったーいイメージがあるかと思いますが(あれ、私だけ?)、今どきのエコは違うのです。もー、びっくりするぐらいおしゃれ。

エコファッション専門のショップもぞくぞく登場しているのですが、その中でも私のお気に入りなのが、ローアーイーストサイドにある kaight。取材で何度かおじゃましたのですが、そのたびに物欲と激しいバトルを繰り広げさせてもらいました。ちなみに一敗してます……。

こちらで取り扱っているのは、U2ボノがプロデュースするエダンを初め、リンダ・ローダーミルクなどオーガニックブランドや、フェアトレードという不当に労働力を酷使しないことをモットーとしているブランドばかり。

小物類は、動物愛護の観点からビンテージのものをリサイクルしたレザーバッグや、有害物質を出さない素材でできた靴など。アクセサリーもビンテージを現代風にデザインしたおしゃれなものが並びます。

わたくしこのビンテージもの、特にレザーのくたっとしたこなれた感じが大好きなんですね。オンリーワン製品というのもひじょーに惹かれるポイントです。

「えー、でもビンテージって要するに古着でしょ。他の人が着たものなんか嫌! 」 っていう人もいると思います。そういう人にもおススメなのが、このビンテージリサイクルアイテムたちなのです。

素材自体は使いまわしのものですが、新しく製品になるにあたってきれいにされているし、デザインも現代のトレンドにあったものに生まれ変わってるんですね。しかも他に誰も持っている人がいないという点は同じ。リサイクルなので、お値段も一般のものよりお買い得と、嬉しいことづくめのアイテムなわけです。

オーガニックのお洋服ももちろんトレンドを押さえたものばかり。色もベタな生成りばかりでなく、きれいなブルーやピンクのものなどもあります。

全体的にクールでエッジィというより、シンプルでかわいい感じのものが多いので、ガーリィ系のファッションが好きな方には激しくおススメのお店です。

ブランドにしぼって言えば、私が大プッシュしているのが ルル・フロスト。こちらはビンテージ素材を使ってデザインしているジュエリーブランドで、上記おすすめショップのkaightでも取り扱い中。

ルル・フロストは、プラザホテルで実際に使われていたルームナンバープレートを使ったネックレスで有名になったブランドなんですが、それ以外のものもかなりキュート。

トップの部分には、ジュエリーだけでなく酒樽のタグプレートなどユニークなものを使ったり、チェーンの部分には小さいパールをあしらうなどの細かい仕事も、お気に入りのポイント。

ビンテージのゴス感をうまく現代風にアレンジしたジュエリーは、どれもこれも女子なら欲しいと思うものばかりです。

わたくし3回取材におじゃましたのですが、そのうち2回お買い上げしてしまいました。こちらももちろんオンリーワンのものばかりです。自分だけの、しかもおしゃれで手頃なジュエリーが欲しいという方はぜひどうぞ。日本でもユナイテッド・アローズなどで取り扱ってます。

みなさんも、エコファッションで、社会的、トレンド的、さらにはお財布的にも正しいおしゃれを楽しんでみてはいかが?

kaight
83 Orchard St. (bet Broome & Grand St.)
Tel: 212-680-5630

Lulu Frost / www.lulufrost.com
バーニーズ、kaightなどで取扱い中