ニューヨークからプロライター達がお送りする、「ここだけ」のおもしろ情報。

サンダーストームとラグジュアリー・ディナークルーズ

On: ニッチなフォトログ

さて、わたくし、このたび、9月の終わりに、とってもラグジュアリーな体験をしてまいりました。
友人の誕生日を祝うために、ディナークルーズに参加してきたんでございます。

それも、ちょっとお船に乗ってごはん、ってなカジュアルなものではございませんで。
10年アメリカに住んでても、乗る機会なんぞコレっぽっちもなかった、ラグジュアリー・ディナークルーズなのです。

揺れないハドソン川を河口付近まで川下りして、夜景をたのしみつつディナーを食すわけでございますが、日頃の行いがよいのが証明されたかのように、前日になって船のアップグレードの通知が。
予定していた船が欠航なので、料金はそのままで、もっとよい船に載せてくださるのだそうです。

結果的にワンランク上…っていうか多分コレ、NYで客を集めてやってる中では、三本指には入る、結構なクルーズ船だと思います。
まあ、チャーターとかすればもっと豪華なのもあるでしょうけどね。

そんなこんなで、7時の出港に合わせ、6時過ぎに日暮れ間近のピア61に来ました。

利用したのは「Bateau New York」。
当初に予定していた、ひとつランクが下の船では、もう少しカジュアルに食事もバッフェなのですが、このこの船は着席ディナーというわけで、こんな風にセッティングがされているお席に案内されます。

メニューは、前菜、サラダ、メイン、デザートのシンプルな構成で、飲み物は含まれておりません。ワインリストがありますので、それを見ながらお席で注文します。

船は平たい作りになっており、どこを見渡しても夜景が見える…という感じに上部と左右がぐるりと透明になってまして、大まかに言うと、透明なアクリルで覆われた屋形船みたいな形をしています。
船の中心には生バンドが入り、女性のヴォーカリストが様々なナンバーを聴かせてくれます。

ざっと見たところ、200人くらいは入るでしょうか。
この数の料理を、船の小さなキッチンで一度にまかなうのは大変そうですが、実は一番手の掛かりそうなメイン料理のほとんどは、煮込み系なのです。

つまり、事前に用意して温めるだけでサーブできる上、手間がかかってる感と豪華さも兼ね備えるという、非常に良く考えられた構成になっていました。

そのかわり、サラダは何種類かのレタスをまぜただけの、シンプルこの上ないものになってましたが(笑)

油分も塩分も控えめで、お味はまあまあです。
全く期待していなかっただけに、意外なおどろき。

ただし、デザート類は全部、日本人にとっては甘いです!
ま、これはアメリカの大抵の場所でそうなので、特に驚くこともないですが。

さて、ここからは大絶賛、手ぶれ写真のオンパレードです(笑)
船上ということもあって、ぶれずに撮るのは難しいのですねー。

出港したばかりの時に見えた、エンパイア・ステート・ビルと満月(写真のはちょっと雲でかけてしまっていますが…)。

ファイナンシャル・ディストリクト。
平日だったせいか、明かりがたくさん灯っていて、すごく綺麗です。

反対側のニュージャージーはこんな感じです。
船は河口でくるりと転回しますので、行きと帰りで違う風景が楽しめるようになっています。

ところが、このあたりから空が怪しくなり始め、船は雷雨の中を進むことになりました。
落雷も左右上下と派手すぎるくらいに見えて、落雷ショーのおまけ付きのクルーズです。

たぶん、ブルックリン・ブリッジ。
いくつも橋をくぐる&酒が回ってくるので、そのうち何だかわからなくなって来ます(笑)

河口側から観るマンハッタン。
独特の美しさです。

そして、船は徐々にスピードを落として、自由の女神像の前で少しだけ停泊します。

海側から、しかも夜に自由の女神を観ることってあまりないですね。
空が妙に明るいのは、写真には写っていないものの、落雷の真っ最中だからです!

みなさん、雨に濡れながらの記念撮影で、妙に船内が盛り上がっていたのが面白かったです。

帰港した時にはすっかり雨もあがっていて、陸では何もなかったかのよう。
出港から帰港までの約3時間、ホントに非日常な時間を過ごしたなあ、という感じでした。

特別な日でもないと、なかなか手の出ないお値段ではありますけど、機会がありましたら、ぜひ一度どうぞ。
アップグレードと落雷ショーがついてくるかどうかは、あなたの運次第ということで!

Bateau New York : http://www.bateauxnewyork.com/
予約をしたのはこちらです。>Spirit of New York : http://www.spiritcruises.com/

ブリス・アップルドアのブログはこちら:BliBlo