ニューヨークからプロライター達がお送りする、「ここだけ」のおもしろ情報。

ニューヨーカーの挨拶

On: 知っ得! イングリッシュ豆知識

今日は英語に関連してある映像のご紹介。

ここに登場するお兄さん(英語の先生だそうだ)は、ニューヨーカーがどんな風に挨拶をするか説明してくれるんだけど、まさに私が毎日聞いている馴染みのあるフレーズばかり。

映像の前に、内容を要約すると・・・

まず、ニューヨーカーの挨拶の特徴としては、とにかく、みんな急いでいるので時間をかけず、省略して要点だけを言うってこと。

「どう?元気?」を聞く挨拶は何種類かあるけど、それらをちょっと強引にひらがなで書いてみると・・・

■“How are you doing?”
一般: 「はうあーゆーどゅーいん?」
ニューヨーカー:「はうやどゅーいん?」

■“How’s everything?”
一般:「はうず えぶりしんぐ?」
ニューヨーカー:「はず えぶりしんぐ?」

■“How are things?”
一般:「はうあー しんぐす?」
ニューヨーカー:「はず しんぐす?」

とまあ、短縮形がさらに短縮されて話される。
相手が複数いるときは、Youに複数形のSがついて、「How you’s doing?」なんて言い方をしたり。

で、これらの挨拶の応答としては、「Good」などの一言で終わり。
とにかく短く、そしてポジティブな一言のみ。(例:「fine」「ok」


PHOTO : Kenny Louie

実は私はニューヨークに来た頃、この応答でよく戸惑っていた。
いつも「good」ばかりじゃいけないんじゃないか、本当に今のFeelingを伝えるべきなのだろうか(たとえば落ち込んでいるときなら「Bad」とか!?)、そして応答したあと、それに関した話を続けなきゃいけないんじゃないかって。

しかし、ここでの「How are you doing?」「How’s everything?」の応答は、「山!」と言われたら「川!」と答える、そんな決まりきった挨拶であって、声をかけた方だって何も本当にその人の近況や感情を詳しく聞こうとして声をかけているわけじゃない。

だから、真剣に「えーっと、私のFeelingは今どうだろう?」「えーっと何かニュースあったっけ?」ってのは、「How are you doing?」と聞かれた時点で焦って考えなくていいのだ。

このクリップで、面白かったのは、「時には一言も話さないで挨拶することさえある」と、UPS(宅急便サービス)の配達員やバーで友達に会ったときを例にした「アゴでする挨拶」を紹介しているところ。だって、これ、気にしたことなかったけど、そういやよく見かける!

そして会話を終わらせるときによく使われるのが・・・
「Talk to you 」(I’ll talk to you later(あとでまた話すよ))
「I gotta go」または「 I gotta run」 (もう行かなくちゃ)

前者は、別に本当にあとでコンタクトをとって話を続けるわけじゃないし、後者も、本当に急いだ予定がなくても使う。
ただの会話終了のサインだ。

ニューヨークの挨拶がぎゅっと詰まったこのクリップ、今ニューヨークに住んでいる人は「そうそう!」と共感し、ニューヨークに来たばかりの人は謎が解け、過去に住んだことのある人ならすごく懐かしく思えるだろう。

Enjoy!

Sally, ブログも書いています! 
NY日記COLORS http://nycolors.exblog.jp