ニューヨークからプロライター達がお送りする、「ここだけ」のおもしろ情報。

No.20 番外篇その3:カナダのトロントに行ってきました・2

On: 愛とスピリチュアルの野菜ごはん「いなわら亭」

こんにちは、「ごはんヒーラー」です。
今回もまた番外篇として、カナダのトロントに行ってきた時の写真や雑談をシェアします。

マンハッタンをうんと北に登って「アップステート」と呼ばれる地域を抜けると、カナダに入ります。ご存じの方も多いと思いますが、実はニューヨーク州ってかなり北に長いのです。

英仏語が公用語のカナダにあって、英語圏であるトロントはカナダでも「アメリカ色が濃い」と言われます。アメリカのチェーン店がいくつも進出しているので、街なかでおなじみのロゴを見かけることも。

でも、わたしが行ったのはこんな牧歌的な風景が楽しめる、トロントから車で3時間ほどの北の街です。

まずは楽しみにしていた、ファーマーズ・マーケットへ。

しかしながら、11月の頭は既に「木でできたクリスマスツリー」が売っているくらいのシーズンオフ目前で、出ているベンダーも最盛期の1/3くらいでした(注1)。

売っている野菜もほとんどが保存の効くものたち。
にんにく、かぼちゃ類、いも類、根菜類、キャベツ…などなど。そして寒さに強いケール。

個性あるトラックで野菜を売りに来ている農家さんがいくつかいて、見た目にも楽しめます。

寒い地域ならではの、アルパカ製品を売っているベンダーもいました。
夏にはアルパカを連れて来ていたそうです!

わたしはこのマーケットでは「ヤギ乳の手作り石けん」を買いました。
香りづけにハーブや精油を使っただけのシンプルな洗顔用石けんで、泡立ちは少ないですが毛穴の汚れがよく取れて、肌がツルッツルになります!

こちらはギフト用にもなりそうなにんにく。
編みこみで茎をまとめてあり、チャームとして自然石がついているものも。ナチュラルなスタイルのキッチンなら、実用も兼ねた飾りになりそうです。

翌日に訪れたのは、街なかの自然食料品店です。

人口密度が少なく、土地がたっぷりあるカナダでは、中心地以外の街なかではあまり高い建物がなく、施設はとにかく横へ横へと広がっています。
このスーパーがあるショッピングセンターもご多分にもれず、横に平べったいスタイルです。

食料品、雑貨、お惣菜、そして自然派化粧品や健康系商品など、アメリカにもよくあるお店の品揃えです。

しかしながら、中規模のサプリメントストアが丸ごと入っているかのような健康系商品の売り場の広さには、ビックリでした!

入ってすぐのところにあったお惣菜コーナーでは、スープ類が瓶入りで売られていました。ラベルもすぐにはがせるシンプルなものです。

食品のにおいや油がなじみやすいプラスチックのコンテナの場合、中に入っていた食べ物によってはきれいに洗って使い回すのがちょっと面倒ですが、瓶ならにおいもつきませんし、洗えばすぐ、きれいになります。

これはぜひ、アメリカでもやってほしいなあ…と思いました。
重たい、割れる…などの欠点はあるでしょうが、プラスチックではないというだけで、個人的には気持ちよく感じます。

冷たい飲料の冷蔵庫で売られているお水にも、100%リサイクルで作られたペットボトルを使ったものがあります。この緑のボトルがそれです(注2)。
こういう製品を見ると、お店のモラルの高さを感じますね。

この地域にはドネーションによって運営されるセカンドハンド・ショップも多く、そこで売られている商品はかなりきれいです。ものを大切に使い、使わなくなったらリサイクルする…という感覚が人々の身についているように感じました。

お惣菜のガラスケース内のディスプレイも可愛い!
適度な空間があるために詰め込み感がなく、見やすくなっています。
アジア人が少ない地域ということですが、意外にエスニックなメニューがありました。

友人のおすすめは生地がスペルト小麦(注3)でできている、専門のシェフが店頭で焼くピザ

…というわけで、軽いお昼ごはんにいただいてみました。

このピザ一切れが4カナダドルくらい。
米ドルだと3.5ドルという感じでしょうか。

白小麦の生地と違ってモチモチ感は少なめですが、小麦の香りがふくよかで、硬めの歯ごたえが気持ちよかったです。上にのっている野菜の種類と量もたっぷりで、満足の行くお味でした。

この時、友人が飲んでいたのが「マッシュルーム・ラテ」
これは「チャーガ」という野生のきのこ(注4)を粉末にしたものが使われていて、カナダでは健康食品として愛飲されているそうです。

ちょっとお試しでもらったお味は…ミルクの奥の方にきのこの香りがある…という、不思議なものでした(笑)

野菜売り場では、一部のレタスがこんなふうに売られています。

カナダではこの形での販売が多いそうで、このまま水をやって水耕したり、夏なら土に埋めて育てたりもするそうです。「鉢」はもちろん「バイオ系素材」で、このまま土にかえすことができます。

アメリカでもそのまま土に埋め込んで使えるよう、ハーブの鉢が同じような「バイオ系素材」で売られていることがありますね。

これはカナダならではの「メイプルの樹でフィルタリングした水」
メイプルシロップを作る際に出るもので、今までは捨てられていたものだそうですが、今は有効利用をしようという動きがあるようです。

和食系の商品棚も立派なものです!

味噌と醤油だけで棚が上から下まで埋まっていて、きちんとした「みりん」も数種類ありました。
わたしの最寄りのWhole Foods Marketよりもすごい品揃えです。

この店を利用する層は発酵系に関心が深いのか、「発酵101」と名づけられた、初心者向けのワークショップの告知も見かけました。

こちらはジャム。
カナダの製品はパッケージデザインが美しいものが多く、シンプルだったり可愛かったりと、購買意欲をそそります。

こちらは羊乳製ヨーグルト。
何とも可愛く、これならまた買おうかな…という気になります。

この街にはこうした自然食料品店がいくつもあり、どのお店もゆっくりと店内をながめるだけで十分に楽しめます。
お店ごとに個性や傾向がありますが、総じてどれもインテリアや造りがきれいです。

他にも、経営者のカラー(出身国など)が強く出ているスーパーマーケットなどもあって、こうした個性のあるお店を回るのが、カナダを訪ねる時の大きな楽しみになっています。

実はまだまだ回りきれていないので、この次は、雪がなくなる春の終わりくらいにまた訪ねようと思っています。

では、またこの「ごはんヒーラー」がご一緒します!!

注1)カナダのサンクスギビングは10月なので、11月頭の街や店は既にクリスマス一色です。

注2)カナダは公用語が英仏のため、製品のパッケージは両言語を記載することが法律で定められているそうです。
この水のボトルも、ちゃんと英仏併記になっています。

注3)スペルト小麦は「古代小麦」と呼ばれている、昔ながらの品種改良をしていない小麦です。グルテンが少ないこともあり、グルテンアレルギーのリアクションが起きにくいと言われています。
実際に、わたしが出会ったグルテンアレルギーの方も「スペルト小麦の製品は食べられる」とのことでした。

注4)「チャーガ」は和名をカバノアナタケ、別名で「シベリア霊芝」とも呼ばれます。
森を探しまわっても1〜2本とれるかどうか、というくらいの非常に希少な「幻のきのこ」で、抗酸化作用、抗腫瘍作用、免疫増強、美容効果などがあるとされています。

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